







4月4日、安房川北沢左俣に一人で行ってきた。
この沢は12年前のG.W.に、右俣を登った翌日の下山ルートとして使ったことがある。下りだったのと、また途中でカメラ(当時小型防水デジカメなどというものはなく、ニコノス-Ⅴを担いでいった)の調子が悪くなり写真が撮れなかったこともあり、沢自体の印象は薄く、上部のルンゼが嫌らしかったのと、30m滑り台の滝しか記憶に残っていない。それよりも、今は沢の盟友となったインヤンさんたちのパーティと途中ですれ違ったのが今でも語り草の一大事件だった。屋久島の沢の中で他のパーティに出会うことはまずないので、非常に驚いた。帰宅後に、彼らが安房川河口から一気に遡行してきていたのを知り、もっと驚いた。











