

今から20数年前、ニューサイエンスというのが一部の間で流行りだった。
当時僕も、時間を持て余す文系大学生だったこともあり、フリッチョプ・カプラ、ジョン・C・リリー、フリーマン・ダイソン、ジェームズ・ラブロック、エリッヒ・ヤンツ、ライアル・ワトソン(「百匹目の猿」現象はでっちあげと暴かれてしまったが)等々、工作舎や平河出版社の本に次々と手を出していた。そして、ことごとく挫折していた。(結局、通読できた本は3冊もあったのだろうか?)
当時僕も、時間を持て余す文系大学生だったこともあり、フリッチョプ・カプラ、ジョン・C・リリー、フリーマン・ダイソン、ジェームズ・ラブロック、エリッヒ・ヤンツ、ライアル・ワトソン(「百匹目の猿」現象はでっちあげと暴かれてしまったが)等々、工作舎や平河出版社の本に次々と手を出していた。そして、ことごとく挫折していた。(結局、通読できた本は3冊もあったのだろうか?)


カストロ率いる社会主義国、キューバの医療制度についての本。
著者の吉田太郎は、キューバの有機農業政策を紹介する本を何冊か書いている。僕も以前一冊読みかけたことがあるが、その書きっぷりがあまりにキューバ寄り一辺倒なために、途中で読む気をなくしてしまった。社会主義国ならではの自由の欠如はないのか、という辺りの疑問が解決されないままなので、しまいにはもしかしてこの人はキューバのスパイなんじゃなかろうか?と疑いたくなってしまうのだ。
今回の本も、やはり相変わらずキューバ大絶賛に終始する。(大体、題名からして、誰もまだキューバ医療を手本になんかしてないぞ!と突っ込みたいところではあるのだが。)しかし、著者の思い入れと言うか偏向ぶりを差し引いて読んでも、キューバの医療政策の素晴らしさ、見習うべき点が多々あることは認めざるを得ない。
著者の吉田太郎は、キューバの有機農業政策を紹介する本を何冊か書いている。僕も以前一冊読みかけたことがあるが、その書きっぷりがあまりにキューバ寄り一辺倒なために、途中で読む気をなくしてしまった。社会主義国ならではの自由の欠如はないのか、という辺りの疑問が解決されないままなので、しまいにはもしかしてこの人はキューバのスパイなんじゃなかろうか?と疑いたくなってしまうのだ。
今回の本も、やはり相変わらずキューバ大絶賛に終始する。(大体、題名からして、誰もまだキューバ医療を手本になんかしてないぞ!と突っ込みたいところではあるのだが。)しかし、著者の思い入れと言うか偏向ぶりを差し引いて読んでも、キューバの医療政策の素晴らしさ、見習うべき点が多々あることは認めざるを得ない。

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