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『ミュータント・メッセージ』と『パパラギ』・読書日記
サモアの家(ファレ)
 2年前から妻に薦められていた『ミュータント・メッセージ』という本を、先日やっと読んでみた。アメリカ人の中年女性医療関係者がオーストラリアの原住民であり採集狩猟民であるアボリジニの一団に招かれ、彼らとともに旅をした記録。旅といっても、アボリジニの生活リズムのままに、素足、裸同然で灼熱の原野を水や食料を求めてさすらい歩くもの。過酷な生活に何度もめげながらも、やがて彼らの精神的満足度の高い暮らし、現代人の失ってしまった感覚に気づいていくという、なかなか感動的な作品だ。
 で、読んでいる途中にふと思い立って、amazonの書評を見ると、なんと、この作品が実話をうたっているが、ほとんどフィクションであり、現地のアボリジニからも抗議されていることが判明。なんだか、感動して損した気分になった。(この問題について詳しく知りたい人はこちらのサイトを参照してください。)
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