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宮之浦川中部・屋久島沢登り記録
宮中0
 今日10月16日、宮之浦川中部(前回7月23日の続き)に行って来た。単独行。快晴。
宮中1宮中2宮中3
 神の川林道分岐のゲートの所に車を止めて、60mほど林道を先に進み、前回枯れ木で目印を残しておいた場所から沢に下る。8:15、入渓(1枚目)。
 前回同様、巨岩のゴーロ歩きが続く。このサイズまで小さくなれば、単独行であっても乗っ越すのにそれほど苦労は要らない。3枚目の滝は右手のチムニー状から登った。見た目より容易。
宮中4宮中5宮中6
 やがて、沢の中に日が射し込み始めると、暖かくなってくる。今回ウエットスーツを着てきたが、上半身は出したまま(もちろんファイントラックの長袖シャツは着用)、下半身のみ着用。2回ほど、3~5mの泳ぎもあったが、それで十分行けた。
 水は抜けるようなエメラルドグリーン一色となり、水面にきらめく陽光が眩しい。花崗岩の屋久島の沢ならではの美しさ。
 9:35、Co304の分岐着。今日は沢の中での行動は3~4時間を見ていたが、予定より早く来すぎてしまった。ここで大休憩をとる。
宮中7宮中8
 その後もポカポカした日差しの下、明るい渓相の沢歩きが続いた。11:15、ゴールの潜水橋着。ここで、川は宮之浦川とカネオリ谷に別れるため、宮之浦川本流も水量が半減する。ここ数日まとまった雨が降っていなかったせいもあり、2枚目の如く、今日はまるで小川のようだ。しかし、実はこの小川の先こそ屋久島最難関、国内でも屈指の厳しい沢なのだ。ちなみに、ここから龍王の滝までは4年前に往復している。来年こそはその上を詰め上げてみせるゾ。
 帰りは左岸の林道を歩いて帰る。Co453ポコの南側を流れる沢(立花橋)を下って、宮之浦川本流を渡渉し、対岸の小さい沢を登って、神の川林道に復帰。13:05、車デポ地点帰着。ほとんど汗をかくこともなく、予想以上にあっさりした一日であった。


 宮之浦川中部は難易度2級。ほぼずっと河原歩きで、特に核心というほどのものは何もないが、大岩の乗っ越しで数箇所、腕力やバランスが必要なところがあるので2級とした。河口から潜水橋まで、一日で行くことも十分可能。これはつまり、宮之浦川を登る沢屋の99%は潜水橋から入渓し2泊3日で行動するが、一日行動日を多くしさえすれば河口から入って一気にsea to summitも可能ということである。その場合、最大の問題は、この雨の多い屋久島において沢中で連続3日好天が続くという幸運に恵まれるかどうかだろう。何せ、宮之浦川のゴルジュの途中で降られたら目も当てられないから。


Comment

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いや~やってますね。素晴らしいです。潜水橋下の渓相は初めて見ました。やはり見るだけでもいいものですね。こうなれば河口から一気ですね。

>ゴルジュの途中で降られたら目も当てられないから。
やられたくちです。竜王の滝を巻き始めた頃から雨が降り,当時は本気で「生還できるのか」と思ってました。生死に関わるような強烈な体験は,細胞に刻み込まれますね。

残りの期間もヤクシマ沢の発信,期待しております!
よろしくお願いしま~す。
インヤン | URL | 2010/10/16/Sat 17:42 [EDIT]
いつもいつもご愛読ありがとうございます。
河口から一気ですかあ・・・
天気も心配だけど、3泊+予備日分の食料を担いで、延々と歩き続ける自信は今の僕には無いですよお。
やっぱり台湾は、未踏の宮之浦川、瀬切川、永田川を全部行って、体力つけてからでないと無理ですかねえ。
屋久島遡行人 | URL | 2010/10/16/Sat 21:25 [EDIT]
いえいえ,白谷川の時に見せてもらった遡行人さんの沢への姿勢とパワーなら十分いけると私は思っています。宮之浦,楽しみですね!

屋久島では奥岳の南北(宮之浦~尾之間)・東西(永田~安房)トレランと島一周ランが残ってますので,近いうちに・・・とは思っています。水が豊かって本当にいいですよね。
インヤン | URL | 2010/10/17/Sun 08:47 [EDIT]
うーん、考えてみます。
沢屋にとっての聖地、いずれは行きたい憧れの地ですからね。
トレランのお付き合いはご遠慮しますが(笑)
屋久島遡行人 | URL | 2010/10/17/Sun 11:49 [EDIT]
う、うつくしい
晴れると素晴らしすぎる水の色ですね!
私の滞在中には経験できなかった色彩です

宮之浦川のsea to summit、私にとっては正に夢です
遠いその夢に少しでも近づけるように、楽しみながら経験をつんでおきます

しかし、キレイですねえ…
げん | URL | 2010/10/18/Mon 21:05 [EDIT]
宮之浦川中下部は、
 単調なゴーロ歩きが続き、沢屋には遡行の対象としてはとらえられてません。もしかしたら、沢登りとして歩き通したのは、僕が初めてかもしれません。でも、そんな中にも、探せばこうやって綺麗な場所はいくらでもあるんですよねえ。
 僕自身、屋久島の自然の凄さに慣れきってしまって、最近はなかなか感動しなくなってきたのですが、島外の人に褒められると、改めて、いい島にいるんだなあと思い出させてもらえます。ありがとうございました。
屋久島遡行人 | URL | 2010/10/18/Mon 21:13 [EDIT]
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| | 2011/04/12/Tue 00:04 [EDIT]

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