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家族旅行 in 阿蘇・久重 その1
 ご挨拶が遅れましたが、新年明けましておめでとうございます。
 当ブログともども、本年もよろしくお願いします。

阿蘇00
 連休を使って、九州まで家族で温泉旅行に行ってきた。
 温泉フリークの我が一家、「るるぶ」に載ってあるような途中の観光名所などには目もくれず、ひたすら由緒正しい温泉を巡礼する旅を目指す。年末年始にたっぷり働いた分、今回は豪勢に、かねてより行ってみたかった宿に全て行ってみた。
 
6日。
 当直の仕事を昼過ぎに終える。飛行機が落雷で故障した影響で一便遅れて、鹿児島空港に午後3時過ぎ到着。年末から神奈川の実家に帰省していた妻子と落ち合い、レンタカーでいざ出発。一泊目の宿は黒川温泉。
 出発が遅れたせいで、早々に日没を迎えてしまう。おりしも寒波が来ている影響で、雪が降る生憎の天気。目的地までまだ30キロもある峠道で路面が凍結する事態に。スリップし始めたので、迷わず借りていたタイヤチェーンを着けることにする。しかし、これが、昔懐かしの鉄製チェーンで、車をジャッキアップしないと装着できないもの。スタッドレスタイヤでの雪道運転は、北海道時代に慣れていたが、この旧式チェーンを着けるのは生まれて初めて。おまけに、山の中ゆえ、街灯一つなく、真っ暗闇。これでうまくチェーンを着けられなかったら、一家全員凍死だろうか、と一瞬不安になる。ヘッドライトの明りを頼りに、なんとか無事着け終わる。30分近くかかったか。さて、出発しようと、エンジンキーを回すと、な、なんと、バッテリー上がり!よりによって、どうしてこんな時間に、こんな場所で、と嘆いても始まらない。氷点下の気温の下、エンジンをかけずにヘッドライトを点けっぱなしにしていた僕の、初歩的なミスである。
 携帯電話で宿に連絡して、迎えに来てもらうようお願いしたところで、たまたま車が一台通りかかり、バッテリーケーブルで電気を飛ばしてくれることに。無事エンジン再スタート!!。ラッキー!おかげで40分ほど時間節約。それでも、目的の宿「新明館」に着いた頃には、日もとっぷり暮れて8時半を回っていた。(トップ写真)
阿蘇1阿蘇2
 黒川温泉は11年ぶり、2回目の訪問だが、前回は緑溢れる夏だった。今回、雪をかぶった温泉街も、旅情に溢れて素敵である。部屋のお着き菓子も、手抜きのない、素敵な器と味であった。
阿蘇3阿蘇4
 囲炉裏端で、おいしい夕食を頂き、いよいよ、この宿名物の洞窟風呂へ。宿のご主人が若かりし頃、家の裏手の崖を一人で数年間掘り続けて作り上げた風呂である。一周30メートル、執念のたまもの。夜で他に入っている人もなく、まさに洞窟探検の気分。
 宿にあった本を読むと、この宿の主人は先祖代々ここで旅館をやっていた方。若い頃、日本各地の観光地を回った結果、京都と軽井沢に感嘆し、それを模範に日本的な風景のある温泉街を作ろう、と決意。一人で洞窟風呂を掘ったのみならず、自然風の庭造りにも特別な才能を発揮。彼に追随する他の旅館業者が相次いで現れ、温泉街の統一した景観作りに励むようになった。その結果、呼び物となる自然風景に特別恵まれた訳でもないここ黒川温泉が、当代一の人気温泉街に生まれ変わったらしい。僭越ながら、屋久島の観光に携わる人たちも、この黒川温泉再生の話を少し参考にして欲しいなあ、と思った。
 本当は夜の内にもう一つお風呂(「岩戸風呂」)に入りたかったが、当直明けの疲れで、そのまま眠ってしまった。

7日。
 阿蘇5
 宿の「風の湯」で、朝風呂につかる。こちらは、昨夜の洞窟探検とは打って変わって、「正調」温泉のたたずまい。思わずいずまいを正したくなる。
阿蘇6阿蘇7
 宿をチェックアウトしてから、子供たちは、温泉街の空き地でひとしきり雪遊びに興じる。屋久島では、山の方に行かないとまず雪は見られないから、珍しい雪に大興奮である。
阿蘇8阿蘇9
 体が冷えてきたところで、旅館「山河」で、外来入浴を頂く。黒川温泉には20数軒の温泉宿が連なるが、僕の愛好する、「日本秘湯を守る会」会員の宿は、新明館とここだけである。さすが、「秘湯会」の宿。温泉も良かったが、柱や梁が異常に太い建物も、豪壮で良かった。内湯にも入る。
 昼飯に蕎麦を食べ、今宵の目的地、壁湯温泉「福元屋」に到着。ここも「秘湯会」の宿。
 阿蘇10阿蘇11
 早速、露天風呂に入る。ここは、川沿いのオーバーハングした崖の下の窪みから、足元湧出でお湯がわき出ている。北海道の丸駒温泉を思わせる野趣あふれるつくりである。おまけに水は澄んでいること極まりない。かなりぬるいので1時間も浸かってしまった。
 夕食がこれまた、手の込んだ和食で、今回の旅行中、最もおいしかった。今回の宿は全てそうだったが、やはり、きちんとした温泉宿では、「天麩羅、刺身、玉子茶碗蒸し」というありきたり3点セットは決して出てこないのが嬉しい。さらに、ここの特筆すべきは、ご飯の旨さ。作付けの時から「香り米」というのを混ぜて植えているらしく、炊き立ての米の香りが半端じゃない。これはくせになる旨さだ。
 夕食後に内湯(切石の湯)に入る。これで、今日5回目のお風呂。体育会「温泉部」の冬合宿という感じで、温泉、飯、睡眠、の繰り返し。そろそろ体が温泉疲れしてきた・・・。でも、まだ旅は半分も終わってない。頑張るぞ!

                                           (つづく) 

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