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鈍色の空に
鈍色(にびいろ)
 はじめに。
 自分の人生は自分一人の物だと思っている未熟者の、傲慢な戯言にお付き合いできる方のみ、お付き合い下さい。


 親しいつもりでいたKが、何も告げず、先に遠い所に行ってしまった。
 17歳の6月だった。

 翌日。残された僕は、13階建てビルの屋上にいた。
 彼の目に映った最後の景色を知りたくて・・・・
 コンクリート色に塗り潰された街並み、そして、
 頭上一面、低く覆い尽くした梅雨の暗雲が、とにかく鬱陶しかった。
 こんな鈍色の、平凡で退屈な人生、くそ食らえ、と思ったね。


 その時、心に決めたんだ。

 この先、人生の岐路で迷った時、
 俺は「変化のある方、人が選ばない方、カードをめくる方」を選び続けてやる。
 それでもしも完全に行き詰ったら、その時初めて、奴の後を追えばいいんだ。
 それまでは、俺の人生楽しみ続けてやる、って。


 あれから四半世紀、今までは、結構楽しくやってこられたよ。
 だから、この「攻めダルマ人生」、もうちょっと頑張ってみる。
 まだ完全に行き詰った訳ではないのだから。
 


Comment

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光と影・・・どちらか一方だけでは不完全なんですよね。
奥深い森の中で一人,闇夜の透徹した月光の輝きを知っているからこそ,日中の太陽の,煌めく眩しさを感じれるのだと思います。

インヤン | URL | 2011/01/29/Sat 14:05 [EDIT]
そうですよね。
都会では、ネオンやオフィスビルの灯りで、深夜でも決して真の闇になりませんからね。昼の太陽も、排気ガスにかすんで、眩暈がするようなぎらつき感に乏しいし・・・。全ての事象を、曇ったフィルター越しに見させられているような、そんな苛立たしさが僕の中にずーっとありました。
屋久島に来て良かったことの一つが、新月の夜、自分の足元さえ見えないような漆黒の闇の中、天の川だけが光り、宇宙の広大さを感じられること。
屋久島遡行人 | URL | 2011/01/30/Sun 16:56 [EDIT]
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| | 2011/01/31/Mon 00:42 [EDIT]
あ、俺も同じだ。。。
私も「皆とは違うカードを引く」ことだけを信条に遥々ここまでやってきました。北大に入学し、探検部、山岳部に入部し、沢登りを始め(屋久島へも二度訪れ)、同じマイノリティーと結婚して、年収200万の林業に就き、二児を成し、、、、。この期に及んでも未だ自分こそが正統派であると確信しつつ。
 とはいえ「我々が何処からきて、何処へ向かいつつあるのか」で、大喧嘩した今宵です。
 とりあえず、今のところ行き詰まったことなどない。
 ささやかな進化を支えるのは、我ら異端児であると信じて。。
松葉蘭 | URL | 2011/02/06/Sun 22:08 [EDIT]
いいね、松ちゃんは、
 まだ正統派の確信を持てていて・・・

 僕は、厄年以後、自分の通俗さ、醜悪さをいやというほど思い知らされる日々です。若い頃のあの根拠なき自信は、もはやほとんど消え去りました。
屋久島遡行人 | URL | 2011/02/07/Mon 12:37 [EDIT]

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