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続・原発問題について今思うこと
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 原発問題に関しては、もうありとあらゆる人たちが、日々ネット上でいろんな発言をしている。そんな中で、今さら素人の自分が受け売りの知識を垂れ流すのも「公害」かと思い自粛していたが、気になる記事を二つ見つけたので、それの紹介を兼ねて、ちょっと一言。

 ドイツのメルケル政権が、2022年までにドイツ国内の原発を全廃する方針を決めたらしい。
 福島の原発事故の影響で、原発推進派だった与党が先月の総選挙で大敗を喫した。その結果を受けて、政策を180度転換せざるを得なくなったということが背景にある。しかし、ドイツは現在でも原発大国のフランスから電力を輸入しており、仮に2022年にドイツ国内の原発が全廃されても、100%原発フリーの電力になるかは甚だ疑問である。
 そして、エネルギー自給の切迫度と言う点では、島国日本は他国からの電力輸入がほぼ不可能であり、ドイツよりも状況は厳しい。だから、ドイツと日本を同列に論じるのは無理だというのは百も承知である。しかし、状況の違いと言えば、逆に、日本はドイツなどとは比較にならないほどの地震大国であり、原発が抱えるリスクもはるかに高いのだ。→過去の地震の発生と、原発の所在地を示す世界地図

 それにしても、福島の事故を契機に地球の反対側の国がこれだけ大きな決断をしたというのに引き換え・・・、我が日本の最近の政争のレベルの低さ!腹立たしいこと極まりない。近隣諸国にまで多大な迷惑をかけるような大事故を起こした当事国が、一体全体何をやってるのか?
 菅首相に関しては、初期対応はかなりまずかったようだが、少なくとも浜岡原発を止めたことだけでも、評価に値すると思う。なのに、なぜ自民、公明、小沢派が結託してこの時期に引きずり下ろそうとしているのか訳がわからなかった。そして先日見つけたのが、写真左側2枚の東京新聞の記事。(写真の拡大でも何とか読めますが、テキストで読みたい方は、こちらへ→藤枝市民の憂鬱
 そもそも日本は、昔から原発反対を訴えていた政党が社民党だけ(共産党は一貫していない)、という僕からしたら実に情けない国ではあったのだが。。。この期に及んでも、政治家たちはまだ目が覚めないのだろうか?
 原発を止めたいと思っている人は、今後の選挙は、自民(河野太郎は例外)、公明、小沢派には絶対投票してはいけませんよ。無力な僕らでもまずできることは、ドイツ国民に習った投票行動しかないでしょう。


 このブログで、僕は2か月前、「今の時点では、チェルノブイリ級のあるいはそれ以上のカタストロフィーが起こる危険性は少ないのではないか、という楽観的な予測」を書いた。確かに、発生2ヵ月経過時点での放射性物質による死者数では、チェルノブイリ以下であろう。が、一向に収束する気配を見せない福島原発は、長期的な影響ではチェルノブイリ以上かもしれない、と修正したい。
 そして、南日本新聞の記事「論考2011 ~奪われた「存在の根源」 原発手放す勇気を 中島岳志」(写真右側)を読んだ。(これもテキストで読みたい方は、こちらへ→三浦あんしんブログ
 先祖代々生まれ育ってきた土地を突然奪われた10万の福島県人、彼らの喪失感に思いをはせれば、「命が助かったから良かったですね」などとはとても言えない。原子力事故と言うものは、戦争で親子を殺戮されるのにも匹敵する理不尽な悲劇を、無限に引き起こす物であると痛感する。
 この取り返しのつかない悲劇がもう一回繰り返されるのかどうか。「福島」以前にも以後にも、破滅的事態を想定していた人はちゃんといる以上、「想定外」なんてセリフはもう決して許されない。
 全ては、今の私達の決断にかかっている。



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