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城之川上部・屋久島沢登り記録

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 数日前に行った城之川、前回は下流部だけだったが、後半になるほど沢が美しくなってきたので、その先はどうなるのだろうと気になっていた。そこで、昨日早速続きの上流部を行ってきた。今回は屋久島登山ガイドとして屈指の実力者Yさんと2人パーティ。心強い。

 標高270m楠川林道終点に車をデポして、刈り分け道を下って入渓。左右にいくつか枝沢を見ながら、出てきたF4(1枚目)、5m2条の滝。左岸から取り付き、上部で水流を乗り越えて真ん中の岩に移り、さらに右岸に移って完登。初心者にはザイル必要か。続くF5は、4m幅広の滝。これは全く無理。滝の左から越える。さらにF6、5m+5m、2段・2条の滝。(左右の滝が真ん中の巨岩によりかなり離れて位置する。)ハーケンとアブミを使って直登試みるも、やはり無理。左岸を小さく巻く。巻きの取り付きが、ほぼ垂直の2m泥付き岩壁で、手がかりとなるブッシュもなく、落ちたら10m近く行きそう。Yさんのアドバイスに従いザイルで確保してもらう。沢への復帰も、4mほどのクライムダウンになるが、唯一の下降ポイントを見落とすとアップザイレンが必要。
 F7は4m。F8・6m(落ち口にチョックストーンああり)は左の枝沢を軽く登ってから乗っ越す。F9・15mは右岸巻き。F10は美しい4mのナメ。F11樋状4mを越えると、すぐにF12、10m(上部は2条・2枚目)。ザイルを出してもらうが、取り付き部を中心にコケが多く、少しいやらしい。左岸寄りに進んでⅣ級。巻こうと思えば楽に巻けたと思う。F13階段状8mは楽勝。F14、4mは右岸を小巻き。
 続くF15、15mナメ状(3枚目)は、右岸を巻けば楽勝だが、今日は絶好調なので敢えてザイルを出してもらい直登に挑戦。上部に行くとコケコケで下から見て予想していた以上にホールドに乏しい。一瞬男川の(滑落して腰椎圧迫骨折をした)斜面を思い出し、後悔しかけるが、慎重に登りきる。途中にしっかりしたキャメロットの中間支点を取れていたので、グランドフォールの心配はなかったが、こういった上部の状況が良くわからない滝は、無理せず巻くべきかもしれない。でも登りきれたときの達成感!!!これがあるから、やはり直登もやめられない。迷う所。
 その後1~2mの小滝が連続し、標高840m位で顕著な二股。(ここまではずっと水流の多い本流を素直に行くだけで良い。)右股は2段10mの美しい直瀑。ここは左股に進み、やがてガレ場の中を進み、標高960m程の水枯れ手前で楠川前岳への登山道と交差する。ガレ場の中で登山道に気づきにくいので左右のピンクテープに注意しながら進んだ方が良い。ここまで4時間50分。
 夏道を楠川前岳まで登り、その後、引き返して楠川歩道経由で下山。車デポ地点まで合計2時間40分。

 沢全体の印象として、降水量が多いのか、白谷雲水峡にも似た苔むした雰囲気で、予想を遥かに上回る美渓であった。今年行った島内の沢の中で1、2を争うかもしれない。また、遡行の点でも、直登出来る小滝が多く、ある程度力のある人なら非常に楽しい沢である。直登にこだわらずに普通に行けば2級の沢。核心はF6の巻きか。F12なども直登したければ、キャメロット3個は必携。
 僕自身は最近沢登りにしか行ってなくて、ピークを踏むような山登りはゴールデンウイーク以来だったために、前岳の最後はかなり息が上がってしまい、今日は久しぶりの筋肉痛。

 一緒に行ってくれたYさんには、深く感謝。一人で行っていたら、F6はちょっとやばかったかも・・・。

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