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小楊子川下部・屋久島沢登り記録
小下1
 6月23日、2か月近くに及んだ今年の梅雨がようやく明けた。と思いきや、25日から台風接近で再び雨模様になっているが、24日にしっかり小楊子川下部に行ってきた。今までつなげていなかったお谷ヶ滝上から林道終点までの区間。天気は晴れ。単独。
 
 前日の天気予報では小雨だったのであきらめていたが、当日朝起きてみると、晴れていてかつ猛暑の予感。慌てて支度をして出発。
 お谷ヶ滝上から入渓すべく栗生林道を進む。そこそこ荒れた林道の途中で、ビートルのマフラーをこすってしまい、接合部が外れる。以後、排気の爆音がまるで暴走族になってしまう。古い地図にのっていた林道ゲートを目指して漫然と進んでいたら、ゲートはいつの間にか無くなったようで、どうも奥まで入りすぎてしまった。路肩に駐車スペースがある所で車を降りると、道の下から滝の音がしてくるので、沢装備を着け斜面を下って、10時入渓。
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 沢に降り立って見ると、滝の音に聞こえたのは、堰堤だった。どうも標高175mの堰堤まで来てしまったらしい。今回の目的は、自分にとって未踏のお谷ヶ滝~林道終点までの区間をつなげることなので、面倒臭いがお谷ヶ滝までいったん下り、そこからUターンして上り返すことにする。最初はペースアップのため右岸の斜面をトラバースしていたが、そのうち体が暑くなり、沢の中を進むことにする。梅雨明けしたばかりなので、水量はかなり多目。ザックごと体を浮かして、ドンブラコッコと流れ下る。こりゃあ楽チン楽チン。
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 標高120m位で、1枚目のような岩盤を歩いて下っていくと、2枚目のようなゴルジュ出現。見た感じの派手さはないが、中を登るのはもちろん、下るのも厳しい。水量が今日の半分位まで減ることがあれば行けそうではあるが。一応50mロープを持ってきてるが、単独行なので無理はせず左岸を巻いて進むと、ゴルジュの入り口には3枚目のような滝がかかっていた。これはこれは・・・、下手に突っ込んで水の中を下っていたら、進退窮まっていたところだった。
 そのまま左岸巻きを続け、間もなくお谷ヶ滝上の10mFらしきものを樹間に確認し、11時にようやくお谷ヶ滝上部に到達。Uターンする前にここで一服。暑さのせいか、2ヶ月ぶりの沢のせいか、非常に体が重い。どうしても今の巻き道を戻る気がせず、すぐ上を走っていた林道に逃げた。それでも、後半は沢に戻り、遡行を再開。
IMGP3896.jpgIMGP3898.jpgIMGP3900_20110626163045.jpgIMGP3907_20110626163124.jpg
 12時、入渓地点の堰堤に着。ここは右岸を巻いて登ったが、左岸から右岸に行くためのこの渡渉(1枚目)も、水圧が強くて結構おっかなびっくり。堰堤の上部はこんな感じ。空の青さ、水と木々の緑、そして花崗岩の白のコントラスト。屋久島の沢、定番の景色が続く。
 今回は水量が多くて、途中の渡渉や淵の泳ぎで3~4回流された。流されてもまあ大丈夫な場所と確認して突っ込んではいたのだが、1回だけ水中の岩で左太ももを強打した。
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 上流に、なんだか赤い印の付いた岩が見えてきた。誰かがピンクテープ代わりにマーキングしたのか?と思って近づくと、木苺の実が沢山岩の上に乗っけてある。猿の仕業かしらん?とすると随分しゃれたことをする猿だなあ。それとも、鳥のウンチの痕かいな?それにしてはきれいすぎるよなあ。
 ふと上を見上げると、数メートル頭上に、木苺の実がたわわに実っているではないか!つまり、上から自然に落ちた実ということだ。それにしても、こんな大木の木苺があるなんて。
 もう、むさぼり食べましたよ!甘くって、ちょっぴり酸っぱくって、めちゃくちゃ美味しかったです、はい。
 追記:後日、ワタスゲさんのコメントにより、これは木苺ではなく、山桃であることが判明。ワタスゲさん、ご指摘どうも有難うございました。
IMGP3930_20110626163237.jpgIMGP3933.jpg
 左岸にこの滝が見えてくると、今日の目的地は近い。中州に生えたこの松が、今日のゴールの目印。15時着。ここから左岸に上がり、コンパスを南南西に切って、20分の藪の中の登りで林道終点にドンピシャで着いた。
 久しぶりの沢に、体を慣らすには丁度良かった。


 小楊子川下部は難易度2級。大岩の乗越しはほとんどなかったが、水量が多いので渡渉に苦労した。減水した時期に行けば1級上だろう。下部のゴルジュはちょっとだけ見ごたえがあったが、左岸巻きで登っていくと全貌を確認しにくい。(右岸を下っていくと良く見える。)太田さんの記録に全く記載がないのは、このためだろう。ゴルジュ突破を狙わない限りは、特別な装備は何も要らない。

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| | 2011/06/27/Mon 14:33 [EDIT]
ヤマモモ?
遡行人さん初めまして!

去年初めて、屋久島の沢をちょびっとかじり、屋久島の魅力にやられました(笑)

何回か書き込みしてるPoohさんと一緒に安房川遡行した内の一人です。

去年も遡行人さんの屋久島の沢の記録を沢山読ませていただき、
今年はまだかな~、早く沢の記録がアップされないかな~・・・
と待と望んでいました。

この赤い実は葉っぱの感じから「ヤマモモ」ではないかな~?と思いますが・・・

今年も屋久島の沢の記録楽しみにしていまーす!

ワタスゲ | URL | 2011/06/27/Mon 15:53 [EDIT]
ワタスゲさんへ
初めまして、こんにちは!
こんなところにも読者がいてくれたとは!
これからも頑張って屋久島の沢の記録を残していきますね。(ちなみに、今回の記録は今年2本目ですよ。1本目は4月の男谷。)

ところでwikipediaで調べたら、確かにあれは山桃でした。初めて知りました。
木苺はやはり低木だけなのですね。味はよく似ていましたが。
勉強になりました。どうもありがとうございます。

今後ともよろしくお願いします。
屋久島遡行人 | URL | 2011/06/27/Mon 21:30 [EDIT]
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| | 2011/06/28/Tue 16:50 [EDIT]
上の廊下
嬉しいお誘い,ありがとうございます。

現状では指定休日以外に連休を取ることが難しい職場ですので,
行きたいのは山々なのですが・・・。すみません。あ~でも行きたいな~。



インヤン | URL | 2011/07/07/Thu 10:06 [EDIT]

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