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荒壁土作り・その1
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 7月に入ってから、大好きな沢登りも自粛して、荒壁用の土作りに精出している。

7月8日。
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久保田工務店さんが、土作り用の型枠を作ってくれた。3段目の畑用の土地に、4×3×0.6mのを四升作った。三升を荒壁土、一升を中塗り土用に使う予定。
 骨組みは贅沢にも四寸角の材木を使い、ほぞ組みの外に、羽子板金具まで使って強固に結合。壁はコンパネ。こんな立派なものをわずか1日で作ってくれた。プロに任せて正解。

7月13日頃?
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 湯泊の佐々木さんの原野から、土を削ってきて搬入。谷山さんたちが先月見つけ出して、佐賀の左官屋田崎さんからもお墨付きを頂いた砂質粘土。かなり赤みが強い。
 ちなみに我が家の床面積は60坪、即ち約200㎡。壁面積は、その1.5倍と見積もって、300㎡。そこに荒壁土を5cm、中塗り土を表裏に各1cm、仕上げに外壁は土佐漆喰、内壁は珪藻土を数mmずつ塗る予定。ということは、荒壁土の必要量は、300㎡×0.05mで15㎥。これだけの量の土を、ユンボで削っては、2トンダンプで数回に分けて運んだようだ。

7月15日。
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 土は、このままでは石や木の根っこが混ざっているので、ふるいで選別する。当初、機械でやる予定だったのだが、機械はふるいの目が大きすぎることが判明したため、手作業に変更!って、この膨大な量を全部手作業でするのか!?気が遠くなる。作業は、アルバイトの若者二人が炎天下、ひたすら頑張り続けてくれた。ありがとうございます。男二人が丸一日頑張って、奥の一升の土ふるい完了。僕も半日お手伝い(手前側の升)。

7月16日。
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 左官の谷山さんも参戦。二升分の土がふるい上がったところで、水を軽トラに載せた500Lタンクで運んでくる。4回運んできたので、計2000L。それを人間がバケツで汲み上げて、ひたすら手前の升に注入するのを繰り返す。水を入れると、あれだけ積んであったはずの土がみるみる沈殿して嵩(かさ)が減っていく。最低40cmの深さまで土がないと、土壁の必要量に達しないので、まだ水を入れていなかった奥の升からスコップで土をせっせとつぎ足す。結局二升分の土を全て足し合わせて、ようやく一升が40cmになった。ということは、荒壁用の土を三升作るには、六升分の土をふるわないといけないということか・・・。(さらに、プラス中塗り土用が二~三升分。)
 水の入った升の中に入ってみると、田んぼというより、底なしの泥沼と言う感じ。土と水の重みで大人でも一歩一歩足を運ぶのがかなり大変。小さな子供が入って転ぼうものなら、二度と立ち上がれず、泥の中で発見もされずに窒息死してしまいそう。
 水と土を鍬で混ぜ合わせる。畑用の耕耘機も持ってきたが、水深が深すぎて、使えたのは最初のうちだけ。後半は全く役に立たず、結局これもほとんど手作業。この機械化の時代にも関わらず、僕らはピラミッドを造るエジプトの奴隷か!?というほど、今回は人力仕事が多い。さすがの谷山さんたちも、ちょっと作業してはグッタリと休憩・・・。僕もスポーツドリンクを半日で2L飲んでしまう。
 それにしても、土と言い水と言い半端な量ではない。一升で10トン位にはなっている計算だ。僕が日曜大工感覚でへなちょこな枠組みを作っていたら、あっという間に壊れていただろう。やっぱりプロに作ってもらって良かったぁ。

7月17日。
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 家族もそろって応援。9歳の娘は結構戦力になった。この3日間、僕と家族を合わせて、必要な土の量の1割は何とかふるい分けられた。
 手前升の緑の袋は、家で毎日せっせと切り刻んでいた稲藁すさ。これで73㎏。必要量の約8割。


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 このころ、新居建設予定地の2段目では、羽神建設さんにより基礎工事の手始めとして縄張り作業が行われていた。


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 熱くなった体を、泉に浸かって冷やしていたら、赤ん坊連れの猿の一団がやって来た。ほのぼのして見ていたら、上から何か落ちてきて、僕の太ももに命中。匂う・・・。どうやら、ウンコをひっかけられたらしい。おまけに、職人さんたちのおやつに用意した西瓜を、泉で冷やしていたら、20分ほど目を離したすきに奴らに食い尽くされてしまった。にっくきサルどもめ!

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| | 2011/07/19/Tue 18:45 [EDIT]
龍彦様、コメントありがとうございます。
膨大な量の土を目の前にして、とんでもないことをおっぱじめてしまったなあ、と自分でも呆然としてます。
でも、全身汗をかきながら、目指す物を作り上げていくのはやはりえもいわれぬ快感です。それに実際は、大部分人に手伝ってもらってますから、完全セルフビルドとは違って、安楽なものです。
屋久島遡行人 | URL | 2011/07/19/Tue 22:33 [EDIT]
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| | 2011/07/23/Sat 00:18 [EDIT]
はじめまして!
先日、仕事で尾之間を訪れたばかりの指宿在住の湯楽庵と申します。屋久島での家づくり奮闘記を興味深く、そして羨ましく読ませていただいてます。
まさに手づくりですねぇ。これからどうなるのか楽しみです。
これからちょくちょく遊びに来たいと思いますので、よろしくお願いします。
可能なら私のブログとホームページとリンクさせて下さい。
湯楽庵 | URL | 2011/07/27/Wed 20:12 [EDIT]
こんにちは。
おお、湯楽庵さんが、尾之間までいらっしゃったのですね!
仕事で再訪する機会があれば、是非、我が家の五右衛門風呂にも入っていかれてください。残念ながら温泉ではありませんが、湧水を薪で沸かしています。完全露天で、眺めは最高です。
リンクの件、了解しました。今後とも宜しくお願いします。
屋久島遡行人 | URL | 2011/07/27/Wed 21:01 [EDIT]

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