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安房川最下部・屋久島沢登り記録
緑の世界へダイブ!
 8月21日、黒部川プレとして、3年ぶりに安房川最下部に行ってきた。同行は、黒部に一緒に行くガイドのI君と、同じくガイドのK君。
 本当は、20日から一泊二日で行く予定だった。だが、18日にI君の知り合いが湯川へ沢下りをしに行ったきり帰ってこない(19日夜発覚)ということで、20日は彼の捜索活動に費やされた。結局、残念ながら、滝壺で沈んでいる彼をI君が発見。冥福を祈る。
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 さて、沢である。ライフジャケットを忘れたり、昼食を忘れたりといったチョンボのために出発が遅れ、入渓は9時半。入渓地点は、集落の中でかつ安房川のほとりにある、K君の自宅の裏庭を選んだ。河口にほど近く、口に入る川の水が少ししょっぱかった。
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 フィンをつけた僕とK君が、水流に負けてなかなか進めないのに、フィンなしのI君が一番先頭を泳いで行ってしまった。黒部の渡渉は、泳ぎの達者な彼に期待できるかも。でも、それよりはるかに速いのがカヌーの人たち。職場のMさんが偶然、カヌーで僕らを追い越して行った。誰か僕を引っ張って行ってくれぃ!
 2枚目、松峰大橋を越えて。3枚目、黒部に向けて、へつりの練習。
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 12時、トンゴの滝着。昼飯を食べてから、右岸巻き。Ⅱ級の岩登り。初心者以外ザイル不要。
 トンゴの滝より下は、カヌーツアーの人たちが結構いるが、ここを越えると沢屋だけが立ち入ることを許された別世界が開ける。
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 1枚目、越えられない滝。象の鼻のような岩が特徴的。(2枚目、後ろを振り返って。今日は、3年前に比べると水量が少なく、水の緑色が濃いように思う。)この滝は右岸薪き。3枚目、右岸巻きを終えて、懸垂下降(15m)でここに降り立つ。アクアステルスソールの靴ならクライムダウンでも行けそうだが、ザイルを出した方が無難。4枚目、一つの核心を越えてホッと一息。
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 緑の中を、泳げ、泳げ、そして這い上がれ!
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 最大の核心。この岩場。左岸のクラックの入ったところに、ハーケンを打って登る。Ⅳ級+。K君リードで、空身で、ヌンチャクをつかんだりのインチキなしで登り切る。ご立派。I君は一回フォール。僕は、ザイルを上からビンビンに張ってもらって、何とか落ちずに登れた。ここを初級者が登るには、ハーケンにアブミをセットしたりする必要有り。
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 まだまだ泳ぎは続く。この日は、気温水温ともに高くて、ウエットスーツの中でサウナ風呂のような大汗をかいていた。
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 この巨岩帯は、中央の岩の隙間を、(狭いのでザックを先に持ち上げてから)空身で登る。Ⅱ級+。岩の隙間から見上げた空。
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 この日最後の飛び込み、5m。
 下山は、明星岳沢を少し登ってから、コンパスを60度に切って、左岸を軽く藪こぎしていると、後半は植林用の道(極めて荒れた林道という趣)に出て、そこを歩いて明星岳林道に出る。
 17時55分、林道の車止めゲート着。


 屋久島で最も面白い沢の一つと思っていた安房川最下部。今回2度目で行ってみると、初めて行った時のあの感動の半分も味わえなかった。次にどんな景色が現れるかをある程度思い出せると、登っていてワクワク感がちっとも湧かないのである。これには、少なからずショックを受けた。もちろん、前日の遭難事故の精神的後遺症の影響も多分にあったとは思う。
 それにしても、自分は物事に飽きっぽいというか、未知の世界を探求することでしか興奮できないんだなあとつくづく思った。
 屋久島の沢本流を全て登り尽してしまったら(現在約7割登り、あと1~2年以内に完登予定)、もう屋久島にいても面白くないのだろうか?だとしたら、どうする、その先の僕の人生?
 

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| | 2011/08/23/Tue 23:46 [EDIT]
そんなあ!
おひさしぶりです、源です

黒部、いくんですね!
そして、夏に入って沢、登りまくってますね!

自分は、この夏は久しぶりにインドにいってました
そのせいか今年は入渓数が少ないです…

それにしても!最後のくだりは贅沢千万ですね~
同じ沢ヤとして気持ちは分からなくもないですが
次の住処は、まさか台湾ですか!?!?
げん | URL | 2011/08/26/Fri 18:35 [EDIT]
インド!
いいですねえ、インド。
社会人になっても、わざわざまたインドに行くというのが、源さんらしい!
僕は、高校の頃からインドに行きたいと憧れていながら、いまだに行ってないんですよ。あとは、キリマンジャロ周辺。
台湾は、僕のレベルを超えてるから・・・

今夏は、沢以上に家作りで忙しいですが、来春家が完成した暁には、僕もちょっと転身しようと考え中ですよ!その前に新居に遊びに来てくださいね。
屋久島遡行人 | URL | 2011/08/26/Fri 21:31 [EDIT]
いや~懐かしいです。

安房川はこんな感じでしたね。幅広の花崗岩帯と濃緑の水,こんな所にすぐに行けるのが羨ましい限りです。
今後もGWに限らずちょくちょく島に渡り,遡行しようと思います。

由布川は9月に一度突撃してきます。
状況を見極め,行けるようなら突破も考えています。

上の廊下,楽しんで来てください。
インヤン | URL | 2011/08/29/Mon 13:21 [EDIT]
数日前、同行予定のI君から、天候不順によるプレ山行不十分等により、黒部断念の連絡。

僕は、単独でも黒部~双六を完遂する予定で、装備や食糧を買い揃えていましたが・・・
単独で最大9日間ビクビクしながら沢にいるよりも、今は大工さんの下で一生に一度しかできない家造りの勉強をさせてもらった方が面白いような気がして、本日、黒部を断念しました。この夏休みは、家造りに捧げます。

インヤンさんにも、お騒がせしました。
屋久島遡行人 | URL | 2011/08/29/Mon 21:07 [EDIT]
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| | 2011/08/30/Tue 21:34 [EDIT]
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| | 2011/08/30/Tue 21:55 [EDIT]
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| | 2011/08/31/Wed 16:40 [EDIT]
ぜひまたお邪魔したいです!
その時は、自分的には憧れの安房川下部にもトライしなきゃ

黒部、残念でしたね
自分も、いつかは、ぜったいいきます!
げん | URL | 2011/09/03/Sat 18:27 [EDIT]
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| | 2011/09/17/Sat 14:03 [EDIT]

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