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鈴川下部・屋久島沢登り記録
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 昨日、10月18日、鈴川下部に行ってきた。予定コースは海岸から蛇の口滝まで。同行者はガイドのK崎さん、マッキンレー帰り!
 ちなみに、今回は防水デジカメPENTAXのW60を買って初の沢。写真撮りまくりです!!
 7時、安房集合、下山口となる尾之間温泉に車を一台デポして、県道から鈴川橋一本尾之間よりの道を海側に入り、地図上C38m地点からさらに海沿いに進む砂利道に入り50mほど行った行き止まりに車を停める。そこから海へは踏み跡をたどって降りられた。8時出発。海岸に降り立ってから鈴川河口へ向けて300mほど歩く(写真1)。足場は悪く、ところどころⅡ級程度の岩登りが必要。河口近くから降りていったほうが楽だったかもしれない。8:25、鈴川河口着。
 歩き始めて、15分で県道の橋を通過。この沢は花崗岩は良いのだが、それ以外の岩はスケートリンクのように滑りやすい岩が多い。この日一日、思いがけないところで何度もこけてしまった。県道からさらに15分変化のない川原歩きを続けると、突然C100のF1鈴川の滝に着。これはでかい。上が6m、下が12mはありそう(写真2)。ルート工作は無理そうなので、左岸を巻くと、写真右上にも写っている用水路に出る。この用水路に乗っかって進む(写真3)と、どん詰まりになるので、そこはさらに右よりのブッシュから登ると滝上に出られる。ここからは眼下に上流部ゴルジュ帯の緑色の淵が見える。ゴルジュの中を突破してみたい僕としてはアップザイレンで降りたかったが、Kさんがあまり乗り気でない。ならばと、そのままもう少し巻き続けることにしたら、F1のわずか30mほど上流にF2(8m)がかかっていた。斜度はそれほどでもないが、水量、岩肌から見てここを突破するのはかなり困難と思われた。結果的にさっきの淵のところで無理矢理降りなくてラッキーだった。F2の落ち口には慎重にクライムダウンすればザイルなしで到達可能。落ち口からF1方向の淵を見下ろしたのが写真4。(陰鬱なゴルジュでしょう!?)この後も、やや緩やかにはなるがゴルジュ帯は続く。
 大き目の淵(2つ目の淵には、主と思われる、直径8cm、長さ1mくらいの大鰻がいた)を2つ越えると、C145の屈曲部の二股で左股にF3、2段の滝(上5m、下10m、写真5)出現。中州から左岸を小さく巻く。このあたりから、いよいよ巨岩帯となってきて、岩の乗っ越しに全身の筋力を総動員するようになってくる。一箇所、巨岩を抱きかかえるようにして登ったら、苔で手が滑って滑落。1m下の平らな岩で仙骨をしたたか打って10秒ほど動けない。相変わらず慎重さに欠けている。情けない。こんなことでは本当にいつか沢で命を落としかねない。
 F4(写真6)は、大きな淵を持つ、6mナメ滝。水の中を突破。さらに行くとゴルジュの中に、チョックストーンの12m滝F5(写真7)が現れる。滝の中間点までは登れたので、写真左手奥の細い水流の中を登れるのでは・・・と近くで良く見たが、わずかな岩の隙間からは大量の水が落ちてくるだけで、人が通れるようなスペースは全くない。どうにも無理と結論。左岸を巻いて、アップザイレンですぐに流れに復帰(写真8)。
 C300~350位までは流れが1:2で左右に分かれているが、先で合流するのでどちらを行っても良い。僕たちは左を行ったが、特に何もなかった。その後も、写真9や10のような滝が続くが、大きな難所はない。最後近くになって、大岩の隙間(幅60~80cm、高さ6m、写真11)を乗り越えるためにザイルを出して、登攀訓練。巻きも十分可能だったと思うが、ここまで一度も登攀具を使った登りをしてなかったのであえて挑戦。写真右の怪しげな根っこをつかんで、最後は強引に体をずり上げた。こんな洞窟みたいなところで一体何をやってるんだか、と登りながら自省してしまった位、不快な登りだった。
 その後、単調な登りを続けるうちに、二股を越えて、16:00、土砂降りの蛇の口滝(写真12)到着。海から沢を詰めて到達した蛇の口滝は、かつてなく大きな感動であった。これで、先月の分と合わせて、鈴川(左股)は海岸~破沙岳山頂まで完全遡行したと思うと、充実感もひとしお。
 後は、尾之間歩道経由で18時、尾之間温泉着。

 この日は天気が晴れ時々曇り一時雨という複雑なもので、途中2回はかなりの土砂降りが10分以上続き、鉄砲水にびくびくしながら、いつでも左岸に逃げられるように配慮しながらの遡行であった。
 全体の難易度は2級上。過去にはゴルジュ帯を巻き続けている記録が多かったが、今回は可能な限り谷の内部を進めたのではないかと思う。滝や巻きの難易度はさほどでもないが、なにせ大岩の中をうまく進むのに、頭と体力を使うのでこのランクとした。沢としての美しさ、面白さはかなり高いものがあるが、とにかく屋久島特有の巨岩の乗っ越しに体力を消耗させられるし、滑りやすい岩が多く神経を使うので、もう1回行きたいかと言われれば少し考えてしまう。面白い場所は中盤部分に多いので、鈴川の滝から入って、C250位で切り上げて尾之間歩道に抜けるのがいいかもしれない。泳ぎの必要な淵も多く、10月に快適に遡行するためには今回のようにウエットスーツがあった方が良い。 
 なお、遡行中詳細な記録をつけていなかったので、申し訳ないが滝のナンバリングは正確ではない。もちろんナンバーを付けた他にも4~5mクラスの小滝は沢山ある。

 要所要所でバックアップしてくれたK崎君に感謝。

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