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屋根完成
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 土壁塗り応援部隊、引き続き募集中です。11日~17日頃まで、1日間のみの参加でもOKです。宜しくお願いします。

 5日の竹小舞パーティ(実はまだ竹小舞は未完成なのだが)は小舞職人衆の他に、数人のゲストも迎え、盛況の内に終わった。
 しかし、小舞職人衆と言っても、今まで竹小舞を作ったことのある人間なんて6人中1人もいなかった。それが一ヶ月間やる間に、僕が、柱・梁・土台への間渡し竹用の穴開け、及びその間に入れる小舞竹の本数決定、Sさんが竹切りと間渡し竹の差し込み、及び縦小舞竹の釘打ちつけ、後の4人がひたすら棕櫚縄編み、と完璧な分業体制が出来上がり、いつしかほとんどプロの腕前になってしまった。
 元々大工の人など1人もいないのに、皆異常に仕事の飲み込みが早いなあと思っていたら、実はこの6人の中で、完全セルフビルドで自分の家を建てちゃった人が2人、五右衛門風呂を自作した人が(僕を入れて)4人もいることが判明。うーん、さすが、屋久島・・・。
 宴会の間も、効率よく沸かせる五右衛門風呂の作り方というディープなテーマで議論が尽きない。今の日本でこんなネタで酒を呑める集団は多分うちらだけだろう。屋久島、濃すぎ!
 
 さて、10月24日頃より、鹿児島の屋根屋さんが来て、屋根工事に入った。
 屋根は、デザイン的には瓦葺きにしたかったのだが、パッシブソーラーシステム「そよ風」を使う関係上、どうしても密閉できて熱伝導性も良い金属性の屋根を選ばざるを得なかった。色は、黒や茶色と迷ったが、周囲の緑にとけこむよう、モスグリーン(もちろん黒よりも熱吸収性は落ちる)のステンレスの屋根を選択した。
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 「そよ風」の場合、こんな風に、屋根の鉄板の下に幅3㎝ほどの空気層があり、屋根上半分には写真のような金属の採熱版が入る。日中太陽光で温められた屋根の熱がここの空気に伝わり、それが屋根のトップに上がると、ファンで強制的に、室内のパイプを通して床下に送り込まれ各部屋に循環する仕組みである。

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 屋根工事に合わせて、都城の山崎金物店さんが来て、煙突の据え付けを行ってくれた。当初、モスグリーンの屋根と黒の煙突は色が合わないかと心配していたが、実際に付けてみると、かえって黒い煙突がいいアクセントになっていて、良かった。

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 出来上がりはこんな感じ。
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 デザイン的には横葺きが好きなのだが、「そよ風」を採用した部分と、屋根勾配の緩い所は、縦ハゼ葺きにせざるを得なかった。そのために両者が混在してしまい、ちょっとゴチャゴチャした印象になってしまった。特に縦ハゼ葺きの部分は、物置小屋の屋根って感じで想像以上に安普請のイメージになってしまい、ちょっとショック。せめて「そよ風」以外の場所は全て横葺きになるよう、もうちょっと設計の段階で、屋根勾配を上げてもらうんだった、と正直後悔。
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 外から見た、竹小舞風景。

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 天井には、デコスのセルロースファイバーを吹き付けてもらった。これは古新聞を材料にして作られ、断熱、防音に優れた製品。金属屋根の家を最近建てた知り合いから、親指のように降る屋久島の雨だと、屋根を叩く音がうるさくてかなわない、と聞いていた。ましてうちの場合、「そよ風」で屋根の下に空気層があるから、そのままでは室内の人間は太鼓の下で暮らす状態になってしまう。だから、自然素材の中で、防音性能を求めた結果、これになった。


 さて、後は、残る竹小舞搔き10面ほどと、藁切り11キロを仕上げて、いよいよ11日の荒壁土塗りを待つばかりである。頑張るぞー、オー!

Comment

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わあお。豪邸ですね!!!
こんばんは。竹小舞の夜すごく綺麗ですね!
そんなところで宴会が出来るなんて羨ましいです。

いよいよ金曜日からあの土が塗りこめられるのですね~。
どんな外観になるのかとても楽しみです。
それにしても近所だったら、いろいろお手伝いに行けたのにとても残念です。
人の家は進むのが早いなあ。
次のレポート楽しみにしています☆
oo34 | URL | 2011/11/08/Tue 19:57 [EDIT]
お久しぶり。
我が家の場合大勢の人の手を借りてるから、一人で五右衛門風呂を作った時に比べれば、あっという間に進んで行きます。一週間現場に行かないと、取り残されてしまう感じ。それでも、小舞掻きに一ヶ月以上かかったのは、予想外でした。
ところで、ロケットストーブ、とても手作りとは思えない素敵な外観でしたが、まだまだ改良の余地があったわけですね。頑張れ!
屋久島遡行人 | URL | 2011/11/08/Tue 20:45 [EDIT]

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