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ありがとうパジェロミニ。さようなら。
ミニオ
 パジェロミニ。
 長女が生まれたのを機に、我が家のセカンドカーとして、2002年11月に中古で購入。
 それ以来、主に妻が使っていたが、長野在住時代に週末僕が遠くの山に行く時は、ビートルではなくこれで行くことが多かった。写真は、2005年11月、朝日連峰の登山口にて。

 雪の積もる山岳ルートを突き進む悪路走破性、林道の奥でUターンする時の小回りの利き具合、山帰りの疲れた体での快適な乗り心地(ジムニーに比べての話だが)、オートマ・パワステの楽ちんさ(ビートルと比べての話だが)。この辺のバランスが実に秀逸な車で、山行の足として信頼感抜群、最高のパートナーだった。僕の日本百名山山行の3分の1はこの車が付き合ってくれたように思う。

 だが、走行距離13万キロを超えた最近は、燃費がリッター9キロにまで悪化。屋久島のガソリン価格が異常に高いこともあって、我が家の生活費の1割以上を占めるほど、家計を圧迫していた。
 昨年12月、今だけ特別に、最新の電気自動車が100万円ちょっとで手に入るということを聞いた。もしそれを買ったらこの車はどうしようか?あちこち傷だらけで中古車として値段が付くとは思えないし、こんなに燃費の悪い車はただでも欲しい人がいそうにないし、かといってまだ動く車を廃車にするのは忍びない・・・。せめて次の車検までは我慢して乗って、その後は2代目プリウスの中古に買い替えようか。そんなことを、当のパジェロミニに乗りながら家族で話していた。

 それを聞いて、きっと傷ついたのだと思う。
 わずか数日後の12月24日、出先で突然エンジンがかからなくなってしまった。なじみの自動車屋さんに牽引してもらい、分解してもらうと、なんとバルブが折れてエンジンの中に落下しているとのこと。想像以上に重傷、というか重体。
 最も安く上がる修理方法が、中古のエンジン載せ替えで、約15万円也。ただし、旧型パジェロミニのエンジンは10年以上前の物だから、いつまた同じような故障に見舞われるかわからない。
 これで踏ん切りがついた。廃車にして電気自動車を買うことに決めた。

 そう決めると今度は、家族に愛されなくなって、自ら死期を決めたパジェロミニが、なんだかとても哀れだった。
 妻はボロボロ涙を流していた。 


 ありがとう、ミニオ。さようなら。



Comment

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あのパジェロミニともう会えないんですね…
他人事ながら寂しい気がします。

思い起こせば,遡行人さんとの出会いを作ってくれたのは,この車だったような気がします。尾之間温泉で偶然居合わせた時のことです。

月日の流れは「瀬」みたいなものですが,その中では色々なものが変わっていくんですね。

ところでビャクシン沢は,ランド付近で左岸から荒川に入る支流ですよね?
あそこを奥まで詰めて,石塚小屋南面の枝沢を荒川まで下るコースを遡下降しようかなと考えています。

GWは宜しくお願いします。

インヤン | URL | 2012/02/26/Sun 13:37 [EDIT]
インヤンさん、こんにちは。

ビャクシン沢の位置はその通りです。
下降路は、僕らが石塚小屋沢と呼んでいる沢ですね。あそこもいい沢ですよ(当ブログに記録あり)。天気が良ければ、本当に「楽園」が広がります。思い切り期待していいと思いますよ!インヤンさんなら、十分日帰り可能でしょう。頑張ってください。
屋久島遡行人 | URL | 2012/02/26/Sun 23:40 [EDIT]
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| | 2014/11/21/Fri 22:05 [EDIT]

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