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布連作り
布連作り
 土壁を綺麗に仕上げるのには欠かせない布連が、足りなくなったので自作してみた。
 姫路城の改修工事の影響で、今日本中の布連の在庫が払底しているようだから、布連を探している人は、どうぞこのやり方を参考にして下さい。(って、世界中に一人いるかな??もし、参考になったという人がいたら、コメント下さいな。)
 
 昨年末に500本の布連を買って全て打ち終えていたのだが、その後、玄関や下駄箱回りの工作が完成すると、打ち足りないところが沢山出てきた。
 前回買ったお店では最後の在庫を買い占めてしまったので、別の店から100本追加購入。が、そこは一本当たりの値段が2倍もするのに加えて、送料の他に「荷作り料」なるものまで加算されて、合計1万円超の出費!ただ段ボールでくるんだだけで200円もとるか~、普通。 (o*`へ´)o プンプン!
 打っている内に100本でも足りなくなったが、一本100円以上もする布連なんてもう二度と買う気がしない。どうしたものか困っていたら、大工さんが一言「自分で作れば~」。「いや、でもあの小さな釘を布連1個につき12本も差し込むのって、すごく面倒臭いんですけどぉ・・・」
 すると、大工さんが簡単なやり方を考えてくれた。うーん、これなら僕でも楽勝でできそう。我が家の大工さんたちの機転の利かせ方には、毎度のことながら感心させられる。

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 まず、細長い端材を選んで長ーい割り箸みたいなのを作る。あの薄さにまで電鋸で仕上げるのは難しいので、大工さんが自動カンナ盤に何回か通して作ってくれた。
 それに、木工用ボンドで、貫伏せ用に購入して大量に余っているクレモナ寒冷紗を貼りつける。何だか、幟(のぼり)みたいだが、木が飛び出している部分はあとでもちろんカット。布の幅も大分広いが、左官屋さんが「広い分には問題ない」と言ってくれたので、寒冷紗をあえて細く切ることはしていない。ネット上で、壁一面を寒冷紗で覆って作っている土壁を見かけた位なので、多分これで大丈夫だろう。
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 そして、今回の秘密兵器登場。エアコンプレッサーの釘打ち機。もちろん大工さんの物。
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 これをお借りして、ちりじゃくりに沿って釘をスパンスパン打ちつけていく。使った釘の長さが2.5センチと長かったので、固定力も非常に強い。よって、当初は釘を本物の布連と同じ2.5(~3)センチ間隔で打っていたが、後半は6~7センチ間隔で打っても大丈夫だった。
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 手打ちに比べて釘打ち機は仕事が圧倒的に早く、しかも布連一本が長いので作業も一挙に進む。布連作りの時間を入れても、仕事時間はほとんど変わらない気がした。やっぱり機械の威力はすごい。しかも、今日だけで布連代7千円節約。これなら、最初からこのやり方で行くべきだったか?
 まあでも、あの小さな釘を、壁の隅にコツコツと打ちつける、実にチマチマした作業も僕は大好きだったんだけどね。

 

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住まい
ie造り楽しく拝見しています。
私たちが、忘れかけたie造り。
勉強させてもらっています。
これからも、がんばってください。

大工さんと左官さんによろしく。
鈴山 弘祐 | URL | 2012/03/11/Sun 14:22 [EDIT]
ご無沙汰しています。
僕にとって、これだけ家造りが面白くなったのも、土壁にしたから。(周りの職人さんはみんな、ヒーヒー言ってる?)
そして思えば、屋久島で土壁に挑戦できたのも、昨年の佐賀での研修があったからなのです。
本当にありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。
屋久島遡行人 | URL | 2012/03/11/Sun 22:50 [EDIT]

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