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三和土の炉台作り・その4
壊した三和土
 炭鉱夫日記。

 ではなくて、夜、三和土を壊している風景。
 さあ、薪ストーブ炉台のやり直しだーっ!
 
1_20130117101755.jpg2_20130117101752.jpg
 4月頭に作った、二回目の三和土だが。
 巨大なひび割れがあって、そこからポロポロ土が崩れて行きそうだったこと。そして、床面よりも少し低く作るつもりが、1cmも高く出来てしまったこと。
 この2点がどうしても気に入らなくて、もう一回作り直すことにした。
 

 その前に30×30×4cmの試作品を二つ作ってみた。
 今回の改良点は、
 ①ひび割れしにくいように、前回使った湯泊の赤土よりも、粘性の少ない小瀬田の白土を使った。
 ②絶対ひび割れしないように、表面より1cm下の所に、寒冷紗を敷き詰めた。
 ③どんなに微細であっても、一か所亀裂ができると、そこからボロボロと崩れ始める。タコ棒である程度突き固めた後は、亀裂部位にさらに少量の土を載せて金槌でコンコン叩き、亀裂が完全になくなるまで仕上げる。
 ④投入する土の量を正確に測り、一体何cmに圧縮されるのかをきちんと計算しておく。
3_20130117101754.jpg
 以上気を付けた結果、一枚の石板のような、見事な固さの板が出来上がった。ボロボロ崩れる部分もなく、かつてない完璧な仕上がり。これなら、炉台も絶対に上手くいくはずだという手応えをつかんだ。
 「えー、もう一回やるのー?」という周囲の呆れ顔をよそに、本人は今回は自信満々。

4_20130117101754.jpg5_20130117101756.jpg
 6月15日、以前作った三和土を壊し始める。
 版築の一番下の層が実は三和土の上にのっかっているので、乱暴に壊すと、せっかく上手くできた版築まで壊しかねない。
 そこで、版築直下のラインにグラインダーで割を入れることに。ここだけは失敗が許されないので、谷山さんにお願いしてやってもらった。家中にモウモウと立ち込める砂埃・・・。後はひたすら、ノミと金槌で慎重に壊すのみ。自ら苦労して作った物を壊すのは、何と虚しく、くたびれるものか。例によって夜遅くまで、一人でため息をつきながらの作業となった。
6_20130117101915.jpg7_20130117101913.jpg
 さて、6月17日、いよいよ、叩き直しだ。
 今回は、土と石灰とセメントが均一に混ざるように、手作業でなく、ミキサーでたっぷり時間をかけて混ぜ合わせた。土をある程度盛った所で、いったん木鏝で平らに均し、寒冷紗を敷き詰める。その上からさらに弁柄で着色した土を重ね、レベルを見ながらもう一度水平に均す。3回目となると、もはや手慣れたものだ。
 さあ、後はタコ棒で突くだけだ!
 しかし、ここで嫌な予感がした。何だか土がサラサラに変わっているのだ。さっきまで手で握れば固まりになっていたのに、もはやまるで固まらずに指の間から落ちていく。全く別の種類の土になっている。誰かが土に魔法をかけてしまったかのようだ。
 これでは固まらないのではないか?

 いざ突き始めると、悪い予感は的中。
 いくら突いても、「パフ、パフ」という音がするだけで、全く固まらない。ガーン。
 あれだけ試作品はうまく出来たのに、原因は何?
 思い当たるのは、途中息子の妨害(本人は手伝っているつもり)が入ったりして、全ての土の混ぜ合わせが終わるまでに5時間もかかってしまったこと。そのために、①水分が飛び過ぎた。②セメントが固まった。が考えられる。
 水を追加して、もう一回突き直してみたが、やはりダメ。となると、残るはセメントが固まったことしか考えられない。

8_20130117101914.jpg
 結局その日のうちに、泣く泣く、120Lの土を掃除して庭に捨てた。 

 翌日左官屋さんに聞いてみたら、やはり、セメントと水を混ぜてから2時間以内に作業を完了させないと、セメントが固まってダメになるらしい。まあ、原因がわかって、ホッとしたというか、一つ勉強にはなったがな。
 
 チクショー、今度こそ成功させてやるぅ!

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