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外壁・建具・床塗り
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 外壁、建具、床などの塗りを、引き続き少しずつしている。

 3話連続失敗談の最終回。
 
 外壁(腰板、雨戸の戸袋など)は、外部用塗料として定評のあるキシラデコールにした。
 色はエボニーで行くつもりだったが、実際に試し塗りしてみるとあまりに黒すぎた。マホガニーを追加購入し、1:1の割合で混ぜて使ったところ、室内の柿渋+黒弁柄+荏油の古色仕上げとほぼ同等になったので、これにした。
 しかし、聞くところによると、キシラデコールと言えども、屋久島の風雨では3年と持たずに塗り直しが必要らしい。そんなことなら、もっと耐久性がある(?)、日本古来の焼き杉にすべきだったか、と少し後悔している。
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 ところで、戸袋を塗ろうとした時、すぐ上に黄色スズメバチの巣があったので、叩き壊した。そしたら、逆襲されて頭を刺された。これまでハチに刺された記憶はないから、アレルギーの心配はないと思っていたが、5分もすると手足が異常にむず痒くなってきて、口回りや首元も腫れて、息苦しさも出現。これはアナフィラキシーだ、やばいと思い、近くの診療所に駆け込むと、血圧90のプレショック状態。薄れゆく意識の中、看護婦さんからボスミンを奪い取るようにもらい、自ら太ももにブスリ。何とか助かった~。
 翌日、宇宙服を着込んで蜂退治に出かけようとしたら、見るに見かねた大工の田原さんが、鋸を振り回して全ての蜂をぶった切ってくれた。何の装備もせず。す、凄すぎ。後ろでボーゼン。

 玄関の扉は、木地の色を生かしたかったので、木肌美人(紫外線にも強い)にした。
 浴室周り(高野槇の浴槽、壁)は、生地の色を生かしつつ、より素肌に優しそうな木肌一番エコにした。但し、浴槽内側だけは、妻の猛烈な反対で、何も塗らずにしばらく様子を見ることにした。

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 建具は、基本は柱や梁と同じ、柿渋+黒弁柄+荏油の古色仕上げ。子供コーナー、洗面所など一部の場所は少し軽い感じにしたかったので、柿渋+荏油で薄く仕上げた。
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 6月9日には階段や手すりができた(左写真)ので、手すりを早速古色仕上げにした(右写真)。階段は杉ではなく檜を使っていて、色を付けるかどうか、険悪な議論中。
 ちなみに檜の建具は、杉と違って、柿渋や弁柄との相性が非常に悪かった。そのため、今別の塗装法を試していて、これが実に素晴らしい。後日、詳しくレポートする。


 そして、残る大仕事は床塗り。
 ここまであちこちを古色で塗ってきた結果、家の中がかなり暗くなってきた。そのため、当初は床も全面古色で塗るつもりだったが、議論の末、結局黒弁柄は入れずに柿渋+荏油だけにすることになった。(正確には、柿渋原液2度塗り+荏油1度塗り。山中油店の柿渋は色が薄いので、新たに別の店で五年熟成柿渋を購入した。)とはいっても、我が書斎の床だけは既に一部古色で塗ってしまっていたので、全て古色にすることに。
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 一度塗りのbeforeとafter。うーん、部屋の雰囲気が、落ち着いたというよりは、正直かなり暗くなってしまった。
 ここまで塗ったところで、2時間ほど他の仕事をしながら、半乾きになるのを待つ。

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 しかし、しかし・・・
 この日は何と流し虫(←気持ち悪いので注意)の日であった。時間も夜8時、最悪の時間帯。
 二度目塗りをしようと書斎を再訪すると、室内の明かりを目指して数百~数千匹のイエシロアリが飛び回っており、その翅が床に散り積もっていた。これで重ね塗りしては、シロアリごと塗り込めることになってしまう。この日の塗りはあきらめて翌日の昼間に続きをすることに。


 翌日、これ以上虫が入らぬよう、部屋を閉め切って、蒸し風呂状態の中、二度目塗りスタート。
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 と思ったが、その必要が全くないほど部屋が真っ黒。まるで海苔巻状態。そう、一晩拭き取らずに放置した黒弁柄が、のっぺり、べっとり、しっかり、床にこびりついてしまったのだ。木目も糞も見えやしない。まるで黒ペンキだ。ゴシゴシこすってみてもはがれない。水をつけたウエスで爪を立てて力いっぱい50回くらいこするとようやく少し落ちる。
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 間もなく、手首が痛くなり、お尻を床について、ウエスを足でゴシゴシやることに。
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 どうせやるなら、(娘の)ボロ靴下を履いてやればいいんだと思い付き、まずはムーンウオークで(左)、その内歩くのも疲れたので最後は寝転がってイカ泳ぎで(右)。
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 3時間ほど頑張って、ようやく部屋の3分の1が、脱色できた。
 その後のべ一日かけて、部屋全体を何とか普通の古色塗りレベルにまで戻した。


 以下、いろいろ試行錯誤して得た、弁柄・柿渋塗りの秘伝。

 1、弁柄入り柿渋は、1度塗った後の、2度目塗りや拭き取りは、必ず半乾きの内に早めにしよう。条件(木の吸い込みやすさ、湿度など)や仕上げたい色の濃さにもよるが、10分~2時間位を目安に。塗る際もなるたけ木目に沿った塗り方をした方が、塗り跡が目立たない。
 2、流し虫などの諸事情で、万が一、とてつもなく濃く仕上がってしまった場合の対処法。
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 柿渋をたっぷり塗った直後に、耐水サンドベーパーの1000番(極細目)で軽くこする(上写真)と、ウエスでこするよりも早くきれいに落とせる。水よりも柿渋でやった方が、脱色が極端にならずに、木目がきれいに復活する。もしもこれで周囲より脱色しすぎてしまったら、もう一度、そのあたりだけ、柿渋+弁柄で重ね塗りして拭き取ればよい。


 いやあ、今回もためになるな、我が家の失敗談。

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