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永田岳~宮之浦岳・冬山縦走
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 1月2日~4日、花山歩道経由で永田岳~宮之浦岳を縦走してきた。同行者は友人の縄文杉ガイドYさんとKさん。
 屋久島に来て3年たつが、この間沢登りばかりやっていて、花山歩道も永田岳も初めてだし、島内での本格的冬山も初めてなのですごく楽しみ。ただ、連泊の冬山となると4年前のクリスマスの光岳単独行以来なので、荷物の重さで参らないかだけが心配。
 
 1月2日、5時過ぎに家を出て、7時過ぎ登山口より登り始める。途中の花山歩道はうわさに違わぬ、大木のごろごろある道で歩いていて飽きさせない。沢登りをするようになってから、夏道にほとんど興味がなくなっていたが、このコースは今度は是非夏に来てみたい。
 C1000位から雪が目立ち始め、C1200位からは完全に雪道。といってもくるぶしラッセル位で、たいしたことはない。
 1枚目の写真は途中の広場の大ハリギリ。2枚目の写真は、雪化粧した立ち枯れ杉。
 それにしても荷物が重い。例によって軽量化をまったく考慮せず、カメラは2台、生米4合、鶏肉500g、缶詰2つ、ポンカンにキウイに甘酒に・・・とやってしまったので、25kgはゆうにある。登りが急になると途端に仲間に遅れる。2割ほど遅いペースか。でもまあ昔から登りは苦手だったしな、とあまり気にしない。
 14時過ぎに鹿之沢小屋着。先行していた写真家のOさんが一人いるのみであった。
 小屋では僕が自慢のタイ・グリーンカレーを作る。持参のペーストの量が多すぎたようで、最初大変辛かったが、最後の方で冷めたカレーは丁度良い辛さになっていた。辛さと熱さが一体となって同じ痛覚を刺激していたことがよーくわかった。

 3日、寝坊して10時間睡眠。8時過ぎに出発。ポスターなどでよく見かけるローソク岩に初の対面(3枚目)。予想以上に落差があって、迫力を感じる。これを登ろうという人たちはやっぱり凄いわ。
 天気はすかっぱれで気分も最高(4枚目)、途中、エビの尻尾もよく発達している(5枚目)。永田岳直下(6枚目)で、アイゼンを装着して9時半頃無事無風のピーク着。恐らく今年初の永田岳登頂者であろう。視界はクリアで、永田の集落や口永良部島が良く見下ろせる。縦走路の先の宮之浦岳(7枚目)は結構遠くに見える。
 縦走路上は積雪が40~50cm、吹き溜まりでも1mはなさそう。すねラッセルになってきたので、途中でワカンに履き替えたら、かなりペースアップできた。縦走路上は、晴れていれば問題ないが、ひとたび吹雪いて視界がなくなれば容易にコースを失いそうな感じ。「南国の山」となめてかかると、危険な目に遭うだろう。途中の焼野三叉路からは、昨日高塚小屋方面から来たらしいトレースがあった。12時前、無事宮之浦岳登頂。
 帰路、永田岳ピーク脇の神様のクボからの写真が8枚目。吸い込まれていきそうな神々しさ。吸い込まれた先は雲上の楽園なのか、それとも地獄か・・・?
 のんびり帰って、16時前に小屋に戻りつく。

 4日、7時過ぎ出発。小屋前の朝焼けがきれい(9枚目)。Yさんの提案で花山歩道をそのまま戻るのではなく、永田歩道を進み、左捲大檜のすぐ手前から左に下る作業道を使って出発点に戻ることにする。小屋を出て30分ほどで沢を横断する(10枚目)。夏の沢も良いが、冬の凍りついた沢も実に絵になる!中を歩く気にはならないけれど・・・。途中桃平広場脇の岩峰上から見た障子岳が11枚目。さすが屋久島三大岩壁の一つ(ちなみにあとの二つはモッチョム岳南壁と七五岳北壁)のことはある。あまりの迫力にカメラを持つ手が震えてしまってる。12枚目は桃平広場にある、???。
 作業道は、登山道としても十分通用する整備のされ方で、かつ、途中途中で案内板などなく唐突に出現する巨木たちも見事で、なかなかに楽しい道であった。花山歩道やこの作業道を歩くと、観光客がありがたがって歩いている白谷雲水峡が、実はまるで原生林でないことを痛感できる。
 10時過ぎ、花山林道終点広場着。そこから、10km弱、2時間に及ぶ長い林道歩きはやっぱり辛かった。

 今回は、屋久島の雪山を見たいというテーマだったが、積雪量も丁度良く(これ以上積もるとラッセルがきつく、場合によっては宮之浦岳も無理だったかもしれない)、天気にも恵まれ、最高のピークを踏めた。
 屋久島の奥岳は本格的な冬山と聞いていたので、防寒具を始め装備は十二分に持っていった。ストック、ワカンは大変有効。アイゼンも使ったが使わずにも行けただろう。ピッケルは今回は出番がなかった。が、もちろんどちらも当然持参すべきである。
 で、こと寒さに関しては、やはり、北海道の大雪や本州の3000m峰で厳冬期にもテントを張ってきた自分からすると、全然大したことがなかった。小瀬田の我が家の布団よりも、小屋でテントを張った中で寝る寝袋(ダウン1100g)の方が暖かい位だった。

 同行の二人には、登りで何回か待たせてしまい申し訳なかった。それでも日頃運動していない40男が、30代前半のプロと一緒に冬山で動けたということは、まだまだ俺もやれるな、とちょっと自信を回復できてよかった。

Comment

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お疲れ様でした
 写真、いいですね。
わたしにとっても、プライベート登山の
復活としてよかったです。

1/5-9 自宅で酔ってごろ寝して、風邪をひきました。。。
吉原 | URL | 2009/01/11/Sun 18:11 [EDIT]
その節は、重荷背負っていただきどうもでした。
おお、このブログ初のコメントではないですか!

これらの写真、自分でも「やっぱりいい写真は、腕じゃなくて、どれだけいい場所に足を運んだかで決まるよな」 などと一人で悦に入っていたのですが、偶然、Oさんのブログで同じ日の神様のクボの写真を発見してしまい、彼我の差に愕然。
やっぱり、腕とカメラ(負け惜しみ)の違いも大きいですね・・・
屋久島遡行人 | URL | 2009/01/11/Sun 20:07 [EDIT]
ブログを見るのをとっても楽しみにしています☆これからも楽しく読ませて頂きますね(*^_^*)
小山 美容院 | URL | 2010/12/24/Fri 11:20 [EDIT]
コメント、ありがとうございます!
しばらく更新をサボっていたので、コメントをいただいたことにも気づかず、失礼しました。
思わぬ遠方の所に、思わぬ読者(どういうご縁でしょうか?)がいらっしゃって、びっくりしています。
年が明けたら、またボチボチ更新していきますね。(相変わらず、ほとんどマニアしかわからない内容ですが・・・)
ん、待てよ、このコメント、もしかしてセールス?
屋久島遡行人 | URL | 2010/12/29/Wed 23:06 [EDIT]

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