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黒味川下部・屋久島沢登り記録
美術館
 毎週末屋久島の沢に行ってるということは、毎週最高の美術館巡りをしているような贅沢なのかなあ、と今日の沢登りで思った。

 
 本日、8/25、黒味川下部に一人で行ってきた。
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 9:20、県道の新栗生橋から入渓。黒味川は最後に小楊子川と合流して栗生川となっているので、河口は川幅100mという、屋久島内では屈指の大河になる。そして、海岸はこの橋よりさらに1キロ下流にあるのだが、この大河を1キロ泳いで遡るのもしんどかったので、海から橋までの区間は今日はパスさせてもらった。栗生小学校を眺めつつ、胸まで水に浸かりながらのんびり遡行開始。10分ほどで、小楊子川との合流部。右又の黒味川に入ると川幅は一気に狭くなる。
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 1枚目、プライベートビーチ?。2枚目、カブトガ峰を眺めつつ。
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 1枚目の淵を泳いでいくと、上流の橋に出る(2枚目)。
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 10:30、巨大堰堤に到着。左岸巻き。大きな堰堤の上流には、屋久島の沢には珍しいこんな感じの砂浜ができていることが多い。
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 しばらくは癒し系の景色が続く。(7枚目、ハンミョウの交尾)。
 しかし、写真では美しいだけで最高に楽しそうだが、実は結構水量が多くて、流されないように登っていくのが大変なのだ。今夏の屋久島は毎日必ずスコールのような雨が何回も降り、川の水量も常に例年の倍位ある感じ。今日も晴れ時々雨の天気で、明らかにタプタプに増水している。淵の中では、泳ぐというよりは、岩壁を掴んで流れに負けないように何とか遡っていく。
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 上がっていくにつれて、巨岩ゴロゴロになり、水の勢いもますます増してきた感じ。4枚目など、隣の小楊子川に迷い込んだかというような風景。
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 12:40に標高205mの二股を通過してしばらく行くと、なんだかものすごい轟音が・・・
 女川下部を彷彿とさせるチョックストーンがあり、その奥には瀑布がかかっていた。黒味川と言えば、ケヅメのゴルジュで日本中のゴルジュマニア(但し全部で十数名?)には超有名な沢だが、そのケヅメのすさまじさを十分に予感させる滝であった。今日はライフジャケットもなかったので、あまり近寄ることもできず、早々に退散。左岸を巻き始める。
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 巻いている途中と巻き終わりからの、チョックストーンと滝の眺め。巻き終わると沢は右に屈曲しており、標高260mの林道終点が近いことを教えてくれる。この先はいよいよケヅメのゴルジュだが、これは次回のお楽しみとして、今日の遡行はここで終了。数分軽い藪漕ぎをして、13:15、林道着。林道に上がってみると、まだ終点ではなく最低でも100m以上奥まで続いているようだった。
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 のんびり林道を下り、14:40、河口に戻る。
 夏の栗生は、14年前に初めて屋久島に来た時キャンプした。あの時フラテ山の会の皆で呑んだ居酒屋さんは店を畳んでしまったようだが、それ以外はまるで何も変わっていない。子供の頃の夏休みのまま時間が止まっているような、その空気が大好き。


 黒味川下部は難易度3級。水量が少なければもっと易しくなったとは思うが、今日はそこそこきつかった。巨岩のサイズは屋久島の沢の中でもかなりでかい方で、ザックを先に岩の上に投げ上げて、空身になってようやく攀じ登れるということが2、3回あった。目立った滝もなく、基本はゴーロ歩きではあるが、なかなか変化に富んでおり、近場(県道近く)で屋久島の沢の豪快さと繊細さを両方交互に味わえるという点では希少かもしれない。林道も両岸に走っていてエスケープもしやすいので、水量が少ない時なら初級者連れでも楽しめよう。その場合、補助ロープ(+アブミもあるといいかも)は必須。中級者以上なら、特別な装備は特に要らない。


Comment

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黒味・・・こんなに気軽にいけるなんて羨ましすぎです!

やっぱり屋久島の沢は花崗岩の大岩ですね。写真を見ると懐かし~となります。

次回はいよいよケヅメですね。楽しみにしています。
インヤン | URL | 2012/08/26/Sun 18:57 [EDIT]
いつもいつも、コメント有難うございます。
いやいや、九州中のみならず、東北から屋久島まで足を伸ばす、インヤンさんのフットワークの軽さの方が羨ましいです。

今年はとにかく水量が多いので、ケヅメも凄いことになってそうで、楽しみでもあり、恐くもあり・・・
| URL | 2012/08/26/Sun 19:05 [EDIT]

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