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露天五右衛門風呂造り・その16
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 久しぶりに五右衛門風呂関係の記事。
 これまで自作の露天五右衛門風呂に入るためには、20Lタンクで10杯分の水を車で汲んできて、最後は山道を人力で運び上げなくてはならなかった。それが、8月18日、ついに水道が出来たのだ。工事してくれたのは、平内電気商会さん。
 
 水道と言っても、町の上水道の水ではない。せっかく薪で沸かすのだから、水にもこだわって、土地の脇の泉の湧水を引くことにした。
 但し、泉と五右衛門風呂とでは標高差が20mほどある(風呂の方が高い)ので、水をポンプで汲み上げなくてはならない。このポンプも、せっかくならこだわりたい。そう思っていたら、水槌ポンプ(水撃ポンプ)というのを知った。
 水槌ポンプというのは、200年以上前に開発されたローテクノロジーなものだが、モーター(電力)もエンジン(燃料)もなしで、水を汲み上げる不思議な装置。原理を簡単に言えば、10Lの水が1m落ちる運動量を使って1Lの水を8m汲み上げる、つまり、位置エネルギーを運動エネルギーに変えてそれを位置エネルギーに戻すという訳で、エネルギーロスもちゃんとあるし、決して永久機関のような眉唾な話ではない。でも、一度設置すれば、半永久的にタダで水を汲み上げ続け、メンテナンスも素人でもできる位簡単という、夢のような機械なのだ。これは、面白い、是非やってみたいと思った。もちろんポンプ本体を自作するのは無理だから、仙台のミツバ商会と言う所の既製品を買うのだが、配管なんかは自分でしてみたい。
 そこで、もう2年近く前の話になるのだが、教科書で勉強して、取水口やパイプの配置を検討し、実際に測量してから、共著者の出井先生にメールで問い合わせてみた。すると、我が家の場合、標高差、距離、地形的な問題(パイプに屈曲部が多すぎて、ロスが大きくなる)から、五右衛門風呂までちゃんと水が汲み上がるか微妙だということが判明。専門家をわざわざ屋久島に招聘して作ってみたけど、水が上がらなかった、ということになっては悲しいので、泣く泣く諦めた。しかも、今日検索してみたところ、ミツバ商会さんも、この1、2年の間に廃業してしまったのか、ネット上から姿を消してしまった。

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 で、実際に使ったのは、これ。普通の電動ポンプ(涙)。
 もうこれを使うという時点で、自分で作業する気もなくなってしまい、全てプロにお任せ。
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 巨岩に囲まれた泉から取水。パイプを延々と伸ばしていき(のべ80m位?)・・・
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 途中にポンプを置く。そして、五右衛門風呂の脇に水道設置!予想以上の水量で、水道水よりもちょっぴり冷たい水がジャージャー流れ出した。やった。
 この工事を自分でしたなら、それだけでブログ記事3回分書いちゃいそうだけど、プロにやってもらったら速いの何の。書くのもたった3行で終わり。楽ちん楽ちん。

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 このところ、水を汲み上げるのが面倒くさくて、入っていなかったが、9月9日夜、ほぼ1年ぶりに、五右衛門風呂を沸かして入った。ビールを呑みながら、星空を見上げていると、天の川の脇を流れ星が流れて行った。あー、やっぱり極楽。

 ちなみに、湧水の配管を家の台所にも一本引いたので、家の中でも屋久島の超軟水が塩素フリーで飲める。飲んでみたい方は、コメント欄へ一言どうぞ。

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