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小楊子川右俣上部・屋久島沢登り記録
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 前回記事の続きで、今回は小楊子川右俣上部遡上の記録。
 
 標高1220m、花之江河沢出合を、13:50に出発。花之江河沢と比べ、水量は3倍近くあり、川幅も広がる。岩も一回り大きいが、下流部と違ってゴルジュ地形ではないので、あまり威圧感はない。
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 左の写真、一見苔むした森の中のようだが・・・、実は、右写真。杉の倒木の上に広がる小宇宙でした。
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 こういう滝を、岩の隙間に足を突っ込みながら上がって行くのが、実は大好きです。
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 標高1300m地点、右岸の段丘上に、ご覧のような幕営適地を発見。15:10、少し早かったが、投了とする。例によってカレーライス(今回はココナッツ+黒糖入り)を作りながら、夜は更けていく。(右はイメージ写真。)
 20時半就寝。防寒着を着過ぎたため、途中であまりの暑さに起きてしまい、寝袋から飛び出して寝ていた。

 4月19日、晴れ。
 5時半起床。俗世間での睡眠不足を山中で補充する理想的パターン。
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 6:40出発。出だしは、小楊子川らしい迫力ある渓相。
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 7:35、標高1430m。またもや「雲上の楽園」発見。左岸の林の中に、3畳ほどの更地もあり、幕営にも申し分なし。こんないい所があるなら、昨日の夕方もう少し頑張るんだったあ・・・。
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 その後渓相は穏やかになり、美しい景色の中、快適な遡行が続く。
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 これだけ写真が続くと、もう、おなかいっぱいですかね?
 9:05、標高1550mの二股着(水量1:1)。二股の直前にインゼルが有って、少しわかりにくいので読図は慎重に。左股に入る。
16翁岳
 二股を過ぎると、行く手に翁岳が見えてくる。
17栗生方面18翁方面
 標高1620mの二股は、栗生岳方面に上がる左股(左写真)の方が、翁岳方面に上がる右股(右写真)よりも藪が薄くて、つい行きたくなってしまうが、ここは気合を入れて右股に突っ込む。
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 すると、すぐにまたご覧のような岩肌が出てきて、歩きやすくなる。以後藪漕ぎは断続的にはあるものの、慎重にルートを選べば(左岸少し上の岩盤上を選んだ)そう大したことはない。
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 登山道の木道が目の前に見えてからの最後の30mだけは、笹と石楠花の激烈な藪。それでも5分ほどで突破できる。
 10:20、藪から登山道に飛び出したSさん。お疲れ様でした。標高1730m、翁岳直下の最後の水場の所であった。
21.5
 北に少しだけ進んだ翁岳直下のコルから、6年前に下降した安房川北沢左俣方面を望む。
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 翁岳~投石平までの主稜線は、屋久島移住8年目にして初めて歩いた。(いかに自分が沢しか登っていないか、苦笑。)島とは思えない重畳たる山並みは、南アルプスの稜線のようで、なかなか気持ち良かった。
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 黒味岳と屋久鹿。
 帰りの登山道は、僕のモチベーションが一気に下がってしまい、超スローペース。12:25、花之江河、13:40、淀川小屋、14:40、淀川登山口着。


 小楊子川右俣上部は難易度3級。今回ショルダーを2回したが、工夫して登れば単独でも十分登り切れる。もちろん屋久島の4大河川特有の大巨岩はあるが、下部本流に比べれば小規模であり楽勝。ザイルはもちろん念のために持っていくとして、登攀具は不要。渓相に関しては、過去の記録を読んで大して期待していなかったのだが、日本庭園風の景色が見たい人には花之江河沢並みの美渓と言っていいと思う。つまり、屋久島でも5本の指に入るということ。入渓や出渓するまでが、どちらもやや大変であるが、その分人の匂いも全くせず、原始の香り高い。
 右俣全体としては、難易度4級。難しいのは下部のゴルジュ地帯での高巻きで、見所は上部に多い。僕は3回に分けてつなげたが、連続して行った場合、コースタイムはフルに一日かかるだろう。15年前に行った左俣(小楊子大滝が一番の見所)に比べると、短く、易しく、美しいので、中級者にはお勧め。





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