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布引の滝・屋久島沢登り記録
布引1布引2布引3

 9月26日、北大フラテ山の会の後輩、現役K君と布引の滝に行ってきた。後輩と言っても僕が現役時代に接点はなく、2年前に西表島の沢登りを一緒にした関係。学年で11年、歳では19歳離れているから、ほとんど親子?
 当初鈴川下部に行くつもりだったが、明け方の雷雨で、現地に行って見たら激流になっていた。どんなに無鉄砲な私でも、一目で、こりゃあ入ったら確実に死ぬと直感できるほど。そこでかねてから雨上がりに行こうとおもっていた布引の滝に変更したわけだ。
 大川の滝登攀に向けたダブルロープの練習の目的もあるので、先日買った新品のダブルロープを2本おろした。
 11時、滝前の駐車場から入渓。すぐに滝となる。いい感じで水量あり。
 1ピッチ目30m、僕がリード(1枚目)。木の根っこをくぐって登る所あり。Ⅲ級+。ここの上に取水口がある。途中、雷鳴が鳴り響き、強い雨も一時的に降り、みるみる水量が3割位アップしてきた。当然それに応じて難易度もアップ。
 5mほど、ザイルなしで歩いた後の2ピッチ目。K君リード、Ⅳ級(2枚目)。水量が多くて、ホールド、スタンスが全く見えず、頭からシャワーを浴びながらの手探り状態。ひどく苦労していて確保しているこちらも心配になったが、何とか突破してくれた。次いで僕。核心部で左上にあった、抱え込むような岩を抱きこんで体を持ち上げた所、足が上がり終える直前ゴゴッと音を立てて岩が2~3cm動いた。でももう戻るに戻れず持ち上げた足をそのまま横において、見ると直径60cm位と予想外に小さな浮石であった。これを抱いたまま落ちていたら・・・。ほんの瞬間の危機ではあったが、全身脂汗が出た。ちなみに、K君はちゃんと危ない浮石だと気付いて触らなかったとのこと。自分は岩の一部か、浮石としてももっと大きいものと思い込んでしまっていた。私の注意不足です。本当にいつか大事故にならないか、沢屋としての自分の適性に自信がなくなってしまう。 
 
 3ピッチ目、僕リードで30m。最初の滝3mほどのみⅣ級。ただし、これはあえて登らずに容易に巻くことが可能。滝を越えればあとはⅡ級のナメが続く(3枚目)。
 さらに10mほど、ザイルなしで歩いて、4ピッチ目。僕がリードで5mの滝。これも取り付きのみⅣ級。
 ここで滝らしい地形は終了。その先も一応偵察してみたが、2~3mの小滝が3つくらいあって、あとは平らな林地帯になる。右手には昔の石組みがたくさんあったが、一体何のためだろう?
 登りは3時間弱。
 下りは左岸の疎林帯を下る。斜度はそれなりにあるが、慎重にルートを選べば、アップザイレンの必要はなし。わずか10分ほどで下まで降りられた。14時下山。帰りに楠川温泉で汗を流した。

 この滝は、水量によって難易度が大きく変化すると思われる。水の流れていない日に行けば、ホールドスタンス丸見えで恐らくⅢ級-位ではなかろうか。今日は結構な水量があり、全体にⅣ級。久しぶりに肝を冷やした登りであった。いくら雨で水流がある時が楽しいとはいえ、あまり水量が多い日に行くのは、上から物が降ってくる可能性もあり、危険と思われる。
 2年半ぶりに一緒に沢に行ったK君の進歩には目を見張った。今年須築(5級)にも行っている位だから、もう僕以上の実力をつけたのかもしれない。後生畏るべし。

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