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吉田川・屋久島沢登り記録
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 このところ、秋晴れが続き、昼間は気温もグングン上昇。怪我で棒に振った夏場の遅れを取り戻すかのように、精力的に沢に向かっている。
 9月26日は吉田川に行ってきた。単独。天気晴。
  
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 吉田漁港に車を置いて、海岸を歩いてすぐそばの河口へ。海岸には、吉田集落名物のトンボレがあった。トンボレとは、海岸に作った岩風呂に、海水と川の水を入れ、焚き火で熱した石をぶち込んで加温し、入浴するもの。屋久島を舞台にした連続テレビ小説「まんてん」のロケでも使われたようだが、既に壊れていた。
 本日は波浪高し。海水につかろうとすると、波にさらわれそうなほどだった。
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 10:40、歩き始め。この所の晴天続きのせいで水量も少なめで、早くも上流部の雰囲気になる。
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 いくつか堰堤を越えていくと、何やらでかい滝が。標高70m地点でF1、7m出現。うーん、手強そう。でも、登ってみたい。本当はザイル確保してもらいたいところだが、単独だし、登攀具もないので無理。慎重にチャレンジ。
 向かって右の細い水流の中を、岩の隙間に足を挟みこみながら、ジリジリと上昇。ここは、滑ってもまだ、滝壺ドボンで済む。
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 中段まで登ったところで、下を見下ろす(左写真)。上部(右写真)は、下部と違って落ちたら後がないので、さらに慎重に。滝の中央まで岩を乗っ越し、最後は水流を全身に浴びながら、何とか突破。その瞬間、全身から汗が噴き出した。
 今日は水量が少なめだから何とか行けたが、この滝はかなり難しい。Ⅳ級。本来、キャメロットやハーケンでがちがちにビレイをとって行くべき場所だと思う。(但し、上部はビレイを取りにくい。一度巻いて登ってから、トップロープで登るのが、安全上はベター。)巻こうと思えば簡単に巻けるので、初級者連れの場合は巻くべし。
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 3番目に出てきた橋は潜水橋だった。標高135mで水量2:1の二股。左又を選択。11:40、標高140mで4番目の橋を通過。標高150mで水量1:1の二股。右又を選択。今回はあくまでも地形図の水線ラインをたどるようにしてみた。ここで昼飯休憩。
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 その後、ヘゴが目に付くようになってくる。恐竜時代の遺物のようなこの草が、僕は大好きだ。
 水量も減ってきて、源流部の雰囲気になってくる。と、ここから、期待以上の連瀑帯(小さいけどね)が始まった!
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 F2と、そのすぐ上のF3、いずれも直登。F3上部はやや逆層になっていて、初心者にはお助け紐などを出したほうが親切。
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 F4、F5。容易。
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 F6とF7。F7だけは左岸を巻いた。
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 標高310m付近で伏流になり、二股に分かれる。コンパスを150度に切り、源頭部のシダをかき分けて、12:55、標高350m地点で林道(未舗装)に出た。
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 その後、小走りに林道を下り、13:40、吉田漁港に戻った。


 吉田川は難易度1級上(但しF1は巻いたとして。F1を直登するなら3級)。下部は堰堤も多く、F1以外は単調でやや退屈するが、上部の連瀑帯は、サクサクと直登できて小気味良い。半日で行って帰ってこられる長さなので、沢登り初心者を連れて行くのにも、技術的・体力的にちょうど良いと思う。ただし、初心者の滝の直登は、サブザイルかスリングでバックアップしてあげたい。過去の遡行記録は一切なかったが、海から2、3時間行くだけで源頭の風景まで楽しめて、割とお勧めの沢であった。なお、この川は同じような水量比で、何本にも枝分かれしているので、別の枝沢に入り込めば、おそらく又別の小滝群が楽しめると思われる。



Comment

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今度は吉田川ですか・・・行きまくっていますね。
7m滝といい上部の小滝といい,短いながらも見せ場がある沢ですね。

また次回を楽しみにしています!
インヤン | URL | 2013/09/27/Fri 15:30 [EDIT]
本当に小さい沢で期待していなかったのですが、思わぬ収穫でした。
いつもコメントありがとうございます。
屋久島遡行人 | URL | 2013/09/27/Fri 18:36 [EDIT]

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