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馬作り・その2
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 薪小屋用の製材は済んで、いよいよ墨付け、刻みに入る。7月に、大工のTさんにお願いして一日マンツーマンで墨付けのやり方を教えてもらった。だが、なにぶん初めての経験で、いきなり本番に取り掛かるだけの自信が無い。
 それで、練習として、余った材木で「馬」を作ってみることにした。やり方は、恐らく最も単純な、長ほぞ差し・込み栓打ち。

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 墨付け用に準備するのは、カーペンターゲージ、墨差し、墨壺(左写真)、そして写真にはないが曲尺(かねじゃく)。カーペンターゲージはなくてもなんとかなるのだが、材木の中央に1寸または5分の幅の線を引くのにものすごく便利。
 電ノコでのカットに使うのが、スコヤと丸ノコガイド定規(右写真)。
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 さて、いよいよ刻んでみると、なんじゃ、こりゃ。上から切ったラインと、下から切ったラインが大幅にずれている。あまりにひどすぎ。最初に電ノコの刃を直角に合わせたつもりが、いつの間にか曲がっていたのだ。数回同じ失敗を繰り返してようやく、何かを間違えているのでは?、と気づく。
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 電ノコの取り扱い説明書を、初めて読んでみる。なんと、電ノコの刃をきちんと固定するねじがあることが判明。知ったかぶりをしないで、機械の説明書はまじめに読まないといけませんなあ。
 スコヤを使って刃を再度直角に合わせ、しっかり固定。
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 今度はうまくいった。
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 ほぞ穴開けには、オークションで落札(送料込みで2万弱)した角ノミを初めて使う。これを使っていると、本物の大工さんになった気分で嬉しい。
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 出来上がった、ほぞ(オス)とほぞ穴(メス)をくっつけてみる。ほぞは縦120×横29mm、ほぞ穴は縦119×横30mmにしてある。縦をほぞ側が長くしてあるのは、狭い穴にギチギチに嵌め込んで、外れにくくする工夫。逆に横はほぞ穴側にゆとりをもたせているのは、穴側の材に木の繊維に沿って引き裂く力が働かないようにするための工夫。
 このやり方、家作り本で読んで理屈だけはわかったが、果たしてうまく入ってくれるだろうか。
 上から、ガンガンと掛矢(カケヤ)で叩き込む。お!しっかりした手応えとともに、少しずつほぞが穴に入っていく。
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 心配していた込み栓用の穴も、ずれることなく、ばっちり合って貫通している。
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 そこに、込み栓を打ち込んでみる。がっちりはまり込んでびくともせず。よっしゃ。
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 5脚作って、作業完了。
 前回作った馬は、コーススレッドを沢山打ち込んで作ったものだったが、釘一本使っていないこちらの馬の方が、はるかに剛性感があり、しっかりしている。伝統工法の良さを改めて感じた。


 今回学習したこと。
 墨付け・刻みともに、精度が大事。
 そもそも材が直角、かつ平らでないとお話にならない。だから、カンナをしっかりかけておくのが大前提。墨付けの時の曲尺、刻みの時の丸ノコガイド定規は、スコヤを使ってこまめに直角を確認したい。僕みたいに電ノコの刃がずれてくるなんて言うのは論外。
 一つ一つの作業を、丁寧に精度を出して進めていけば、出来上がりは自然とばっちり決まる(はず)。



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