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鈴川上部右又・屋久島沢登り記録
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 右又は ナメが凄いが 巨岩帯 抜け道探し 右往左往
 
 5月16日、単独で鈴川右又を登ってきた。天気は晴れ。
 7:35、尾之間温泉登山口発。前々回の左又同様、登山口までは妻に車で送ってもらったのだが、自宅からたった5分で入山できる、この恵まれたロケーションが有難い。
 尾之間歩道を進み、8:50、蛇之口滝方面と淀川登山口方面との分岐の所で、登山道のすぐ脇を流れる鈴川本流に入渓。登り始めてすぐに二股が出てくる。水量が4:1位で、右又は随分しょぼいなあと思いながら進んだところ、しばらくしてただの中洲だったことが判明。
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 9:10、本物の二股に到着。こちらは水量1:1だった。右又(写真)に入ってすぐに、尾之間歩道の渡渉地点が出てくる。
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 右又は、左又に比べて巨岩がゴロゴロしており、鈴川本流(二又より下部)に似た感じである。ルートを探して、巨岩の周りを行ったり来たり、隙間を攀じ登ったりしながら進む。安房川や鯛之川ほどではないが、そこそこ大変。
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 巨岩から噴き出す、滝たち。
 ちなみに、淵で胸まで水に浸からないと進めないところが数箇所有り。今日の暑さなら何とかなったが、寒い時期にこの沢は来るべきではないなあ。3週間前の左又の帰り、雨で冷たい中を、増水した右又に無理して突っ込まないで良かったと心底思う。
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 ところどころ、癒し系の景色が混ざる。
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 でも、すぐにまた巨岩帯。単独行でなければ、ショルダーで楽に越えられたのになあというところが2、3箇所あった。
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 頑張って生きてます。そして、日本庭園。
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 標高840m位で、地形図からは全く想像もしていなかったところに、この大滝。落差12m程か。左岸を、ブッシュをつかみながら登る。と、その上部は下からは見えなかったナメ滝が続いていた。まるで、蛇之口の滝のような展開。が、あそこまでの斜度はないので恐怖感を感じず、爽快に歩ける。
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 左写真、下を振り返って。右写真、ナメ滝の上部。結局このナメ滝は100m近く続き、島内の沢では屈指のものであった。
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 12:15、標高880mの二又。水量1:1のところを、右又(左写真)に入る。ここより上部は、一転して巨岩は影をひそめ、苔むした感じの落ち着いた渓相に変わっていく。
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 時々倒木が沢筋を塞ぐが、大したことはなく、サクサクと高度を稼いでいく。
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 遂に登山道に出るが、これは無視して、なるべく水流ラインを遡上していく。13:50、標高1190mのコルに到着。
 ここから尾之間に向けて下っても良いのだが、尾之間歩道の上部をまだ歩いたことがなかったので、淀川登山口に向けて登ってみる。
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 尾之間歩道上部は、緩やかな起伏が延々と続き、鯛之川や淀川の源流をいくつも越えていく道であった。屋久島のマイナー登山道の習いで、ピンクテープは少な目、何回も道を見失いかけた。
 鯛之川渡し(左写真)は、少し増水しているのであろう。登山靴を濡らさずに渡渉することは不可能な水量であった。沢靴ならなんでもないが。
 登山道の分岐は気づかずに通り過ぎてしまった。ノンキ岳トラバース中に、太忠岳、花折岳、翁岳などがよく見えた。
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 登山道を長時間歩いていると、両膝の靭帯が痛くなってきた。沢の中ではこういうことはないのだが。でも、ヒッチハイクする車がなくなると困るので、休憩したい気持ちに鞭打って急ぐ。16:50、淀川登山口着。
 ラッキーなことに10分ほどで、宮之浦岳に登ってきたグループ(恐らく本日の最終下山者)が下りてきたので、お願いして、安房まで同乗させてもらった。感謝。


 鈴川右又は難易度2級。前半が、そこそこ体力を要する巨岩帯だが、それほど距離はないので、屋久島の沢初めての人にはお手頃。水量は結構多いので、増水時は入らない方が良い。登山道がすぐ脇を並行して走っているので、容易にエスケープはできる。後半はナメ滝が見事、詰めも素直で楽勝。全体を通して、登りや巻きに手こずる滝は一つもない。よって登攀具は全く不要だが、巨岩帯で肩車をしてくれるパートナーとアブミがあると楽だろう。鈴川水系の中でのお勧め度は、本流下部=左又鈴岳沢>右又>左又破沙岳沢。



Comment

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やっぱり晴れた日の島の沢はいいですね。解放感と水量豊かな様子が伝わってきます。

でも詰めてから尾之間に下るのではなく,淀川登山口まで上っていくあたりは,これまでの記録を読む限り,何だか違和感がありました。「もしかして淀川登山口から走って帰ったのか?しまった~先を越された・・・」と焦りました(笑)。

淀川登山口から安房まで約24km,3.5時間,1,380m程下るので良いトレーニングになると秘かに考えていました・・・。

それにしても12m滝とその上のナメ滝は白眉ですね。良いものを見せてもらいありがとうございました。
インヤン | URL | 2014/05/18/Sun 22:54 [EDIT]
アハハ、まさかまさか。
確かにインヤンさんなら走るんだろうなあと思いながら、僕は走るのはおろか、歩くことさえ最初から諦めてましたから・・・。
根本の体力が全く違いますよ~。
屋久島遡行人 | URL | 2014/05/19/Mon 01:57 [EDIT]
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| | 2014/07/26/Sat 07:45 [EDIT]
先日の件
先日は電話に出れずに失礼しました・・・実は島に着いてそうそうバッテリー切れになりました。情けない限りです。

大川の方は無事に遡行できました。念願の河口にテントを張り,サブザックで身軽に遡行してきました。25日に河口~上大川橋まで(3.5時間),いったん河口まで下り砂浜ビバーグ。そして26日に上大川橋まで走ってから入渓~鹿之沢小屋(5.5時間)~下山(3時間)~離島というハードスケジュールでしたので,温泉祭りは準備してるのを見るだけでした。

今度,鈴川に行くときはもっと余裕を見て(2泊3日程度)行きたいと思いました。とにかくバタバタでした。でも屋久島で日帰り装備で遡行するのは最高ですね。行程ははかどるし,重荷のわずらわしさはないしで,くせになりそうです。

また七つ渡しからの先は,天国でした。感嘆の声をあげずにはいられませんでしたよ。平流だけではなく,ヤブ,ミニゴルジュ,滝と変化に富んで素晴らしく,それらを突き抜ける青空が一層引き立てていました。島内でも屈指の源流だと感じました。間違いなくメンガクボより上でしょうし,淀川源流に匹敵するのではないでしょうか。今でも感慨にふけっています。
インヤン | URL | 2014/07/27/Sun 12:45 [EDIT]
ご無事で何より。
連絡が取れないので、心配してました!!!v-412
屋久島遡行人 | URL | 2014/07/27/Sun 15:13 [EDIT]
ご心配おかけし,すいませんでした(*_ _)。
インヤン | URL | 2014/07/27/Sun 17:20 [EDIT]
本当は昨晩・・・
料理やベルギービールを準備してお待ちしていたのですよ・・・。
残念でしたが、まあ、また今度ということで。

それにしても、ますます、ものすごいコースタイムになって来ましたねえ。
今後、僕なぞが沢でご一緒するのも足手まといになりそうです。
屋久島遡行人 | URL | 2014/07/27/Sun 19:24 [EDIT]

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