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川原1号沢右又・屋久島沢登り記録
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 7月25、西部林道にある、川原1号沢に行ってきた。予定では、稜線上で1泊して、翌日、藪を漕いで国割岳をアタックしてから川原2号沢を下るつもり。単独。天気快晴。
 
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 林道上に車をデポして8:25、川原1号橋より入渓。まずは海を目指して空身で下る。20分で海岸着。目指す稜線が近くに聳える。ちなみに、川原2号沢河口まで歩いてつなげられるかどうか見てみたが、海岸は巨岩の岩壁がつながり、ちょっと微妙だった。
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 ここから引き返しで遡上開始。橋より下部は川原歩きと言ってもいい位、傾斜が緩やか。9:15、橋に戻り着き、荷物を背負ってさらに上に進む。
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 進むにつれて、沢は傾斜を増し、小滝が連続してくる。
 今年は梅雨が長引いたせいで、本格的な沢登りは2ヶ月以上間隔が空いてしまった。そのせいで今日は、鉛が入っているんじゃないかと思うくらい体が重く、しかも猛暑でペースが全く進まない。
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 だんだん、滝の規模も大きくなってくる。
 左写真は左の滝沿いを登った。多少手応えはあったが、水量が少なかったため、難易度はⅡ級上~Ⅲ級下で、危なげなく突破できた。今日は、以前ここを下った時に、乾いた花崗岩がほとんどだった記憶から、モンベルのアクアステルス系のシューズで来たが、やはりこれが大正解。ごくまれにツルンと来ることはあるが、それ以外は、面白いようにグリップが効いてくれて、スタスタと歩きかつ登れる。
 右写真は標高250m。
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 10:40、標高400m二股。水量2:3。左又(左写真)は秀麗な滝。本流は右又(右写真)。
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 どこからどこまでが一つの滝と区切れないような、見上げるように急な流れが、休むことなく続く。永田川上部に似た感じ。
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 標高500m付近。ああ、3年前インヤンさんと岳之川の帰りにこの沢に迷い込んだとき、ここに降り立ったなあと懐かしく思い出した。後ろを振り返ると東シナ海の絶景。
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 12:40、標高610mの二股。水量1強:1弱。左又は緩やかだが、右又は急登。3年前に来たとき、急な滑り台状地形を下った記憶が有り、迷うことなく右又に突っ込む。(コンパス確認をせずに!・・・)
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 ご覧のような苔むしたV字谷がずっと続く。足を隙間にグイグイ突っ込み、細かいホールドを探りながら、慎重に登る。見た目ほどは滑らなかったので何とか行けたが、かなり神経をすり減らす登りだった。下りでは絶対に来たくない。
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 標高750mで水枯れ。予想以上に早く稜線が見えてきた。15:20、稜線着。しかし、高度計の標高はまだ900m。1074m岩峰直下の995mコルを予定テン場として目指していたはずなのだが・・・。
 地図とコンパスを見比べて、610mの二股でコースを間違えたことに気づく。本来は左又に入るべきだったのだ。以前見覚えのある地形というだけで、地図での確認を怠り、右又に突っ込んでしまった自分の致命的なミスである。情けない、自分の未熟さに腹が立つ。GPSも持たずに単独で沢に入るなんて、10年早いのかもしれない。(しかも後で3年前の記録を読み返すと、実際には二又より上は右も左も行ったこともなかった。つまり、錯覚と思い込みだけで猪突猛進していた。)
 今から下って、正しいルートに戻ることも考えたが、あそこを下るリスクと時間を考えて諦める。
 さて、明日はどうしよう。川原2号沢を下るつもりだったが、今日川原1号沢の本流をきちんと詰められなかったのが悔しい。予定を変更して、明日1号沢の本流を下ることにする。幸い携帯電話が通じたので、自宅に、行動計画の変更を連絡。
 今日はこれから、当初の予定テン場である本流源頭(995mコル)まで稜線上を進むことにする。
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 が、稜線上はご覧の通り、岩峰と藪藪。涙が出そうになった。
 稜線上の岩峰を、右の藪、左の藪と巻きつつ、地形図に現れない10m以下のアップダウンを繰り返しながら進むうち、距離感と方向感覚が失われてくる。樹林の中で見通しが悪く、尾根筋も入り組んでいる。おまけにジップロックの中の地図が水に濡れて破れかけており、肝心の場所が非常に見にくい。そんな悪条件が重なり、今ひとつ現在地に自信が持てない。
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 17:25、995mコル周辺と思われる場所に着。平坦な場所も少なかったので、適当な所にテントを張る。
 ここまで来れば、後は1号沢本流を下るだけ。先ほど遡行経験者のHさんと携帯で話し、下るのに特に問題はなさそうとのことだったので、一安心だ。20時過ぎには深い眠りに就いた。


 川原1号沢は難易度3級上。前回は4級下としたが、今回は水量が少なかったため、そこまで難しく感じなかった。今回2回目であり、登りだったということもあるかもしれない。但し、標高610m二又より先の右又は少しいやらしい登りである。今回は本流を詰めることができなかったが、近日中にもう1回チャレンジしたい。稜線上の藪こぎさえ無ければ、本当に楽しい沢だから。ちなみに今回のコースタイムは、バテバテのため、標準よりかなりかかっていると思うので、行く方はご注意下さい。


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| | 2014/07/28/Mon 18:25 [EDIT]

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