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東京スカイツリー見物
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 6月末に所用で東京に出たので、ついでに東京スカイツリーに行ってきた。
  
 
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 夕日に浮かぶ富士山、そして夜景を見たくて、6月28日夕方に予約。しかし、この日はあいにくの梅雨空で視界不良のようだ。
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 まずは高さ350mの展望デッキから。
 僕の実家は、どの辺かな、と探してみる。御茶ノ水の6階建てビル。
 6階建てと言うと、屋久島なら、サイズはともかく、高さはIホテルやT病院と並んで島内一となるのだが・・・。ここ東京、というか関東平野には、そんなビルがうん万、うん十万と見渡す限りひしめき合っているではないか。
 実写版・超巨大シムシティ。地平線まで覆い尽くす、人類の途方もない営為に驚き呆れた。
 もちろん、実家が見つかるはずもない。
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 普段屋久島の沢の源頭で眠る時など、周囲数キロ以内人っ子一人いない世界なのに。
 今日は、この塔の下に、3千万~4千万もの人々がいるだろう。働いている人、遊んでいる人、食べている人、眠っている人・・・。みんな悩みや希望を抱きながら、それぞれの人間ドラマを必死に生きている。その膨大なエネルギーに圧倒され、田舎者は眩暈を覚える。
 鹿児島が一番の大都会だと思っていた5歳の息子は、何を感じただろうか?
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 だんだん夕闇が迫ってきた。450mの展望回廊にも登ってみる。この高さでは、雲の中に入ったようで、時々ガスが立ち込める。東京タワーや丸の内の超高層ビルも眼下に見下ろす形となる。
 超高層ビルと言えば、以前は西新宿のほぼ独壇場だったが、今は新宿がどこかすぐには分からないほど、あちこちに超高層ビルが林立している。30階建て以上のビルが100はあるのではなかろうか?(今調べてみたら、関東平野内に、世界ランキング100位以内の高層ビルは一つもないらしい。ドバイ、上海、シカゴなど、いくつも上には上があるようだ。)
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 夜の帳が下り、満点の星空のような景色に。宇宙空間からも確認できるこの明かり。綺麗と言えば綺麗。
 だが同時に、これだけマンモス化した都会の文明生活を維持するために、やはり膨大な量の電気が必要だろうと直感できる。
 「東京圏が潰れたら日本はおしまい。そうならないために、いざとなったら、福島や新潟など田舎の県が一つぐらい犠牲になるのは仕方ないでしょ。」 
 ここに暮らす日本のリーダー達が、本心ではそんな発想になってしまうのも当然の成り行きか。ましてや、人口1万の離島なんか、鼻糞ほどにも思われてないだろうなあ。
 そう思うと、この夜景を前にしながら、なんだか絶望的な気分だ。「一極集中、何とかしろ~!」、どうせ田舎に隠遁した負け犬の遠吠えだが。
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 感動とともに一抹の後味の悪さを残して、家路に着く。
 本日のライトアップは「雅」ではなく、「粋」であった。


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