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世界遺産巡り・その1  京都の御所
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 4月、5月と、本州方面に行く用事があったので、足を伸ばして、国内の世界遺産をあちこち回ってきた。
 1回目は、京都御苑の中にある、京都御所と仙洞御所。

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 ちなみに京都では、高校時代の友人宅に滞在した。吉田山の山肌に大正時代に建てられた、当時としては恐らく非常にモダンな集合住宅。なのだが、現代の目からすると、日本情緒たっぷりな準古民家(左写真手前)。隣の家からは、ごく普通に着物の女性が出入りしているし、家の前の排水管の塩ビパイプにもこんな装飾が・・・。さすが京都である。
 さて、友人に自転車を借りて、京都観光に出発。

 まずは京都御所。ここは、1392年の南北朝合一後から、1869年の東京行幸までの間、歴代天皇が居住し、儀式や公務を行っていた場所である。
DSC04185御車寄
 大正天皇の即位時に建てられた新御車寄(しんみくるまよせ)。天皇・皇后両陛下の玄関。
DSC04186諸大夫の間DSC04187鶴の間
 左写真は、参内した者たちが控える「諸大夫の間」。身分に応じて、下から「桜の間」、「鶴の間」、「虎の間」と3つあり、それぞれ装飾の手間のかけ方が違う。
 右写真は、中間の「鶴の間」。
DSC04190承明門から紫宸殿DSC04192建礼門
 承明門から見た紫宸殿(しいんでん)。かつての正殿で、天皇の即位、元服はじめ最重要の公式行事が執り行われた建物。
 天皇・皇后両陛下と外国の元首級VIPだけが通行できる建礼門。
DSC04197清涼殿DSC04203.jpg
 天皇の執務の場である、清涼殿。
 途中、垣根一つとっても、装飾の凝り方がすごい。自然素材の生かし方が、日本風だなあと思う。
DSC04204小御所DSC04208御池庭
 会議や皇太子の元服などに使われた、小御所。
 御池庭。
DSC04209御学問所DSC04218御常御殿
 学問だけでなく、遊興の場でもあった、御学問所。
 そして、歴代天皇が実際に居住していた御常御殿。

 何の予習もしないで行ったので、似たような建物がたくさんあるなあという、なんともお粗末な第一印象。しかし、日本で最高位の方の住居にしては、質素な造りで少しびっくりした。金銀装飾で飾り立てることはせず、柱の太さなども威圧的でなく、むしろ繊細さを感じさせる。やはり、日本は昔から侘び寂びの文化ということか。



 続いて、仙洞御所。京都御所と同じく、京都御苑の中にあるが、こちらは、上皇、法皇の住まい。仙洞というのはもともと仙人の住処のこと。1854年の火災で、ほとんどの建物が焼失し、現在は、二つの茶室の他は、広大な庭園が残るのみ。
DSC04247御常御殿DSC04248北池
 大宮御所は、仙洞御所に隣接してあり、同じ塀の中にある。左写真は、大宮御所にある御常御殿。ここは、現在も、皇族や外国の王室の方が、京都滞在の際に泊まられる場所となっている。エリザベス女王やダイアナ妃もここに宿泊。ブッシュJr大統領もここに泊まろうとしたが、王室でないので泊まれなかったとか。
 仙洞御所の庭園は小堀遠州の手による池泉回遊式庭園。右写真は北池。舟遊びが楽しそう。
DSC04260.jpgDSC04261又新亭の外腰掛
 茶室、又新亭の外腰掛。お約束の下地窓。
DSC04271又新亭DSC04272又新亭基礎
 そして、又新亭(ゆうしんてい)。有刺鉄線代わりの竹垣の先端が秀逸。
 その基礎部分は三和土のようだ。
DSC04302南池DSC04303洲浜
 南池と州浜。州浜の石は、小田原藩主が石一個につき米一升与えるという約束で領民に小田原の海岸から集めさせ、献上された石。のべ11万個。なんで、そんな苦労をしたのか?
 パッと見ると、ただの池なのだが、実はこの石によって、海岸の風景を再現させているらしい。これは、在位中、御所から一歩も外に出られず、海を見ることが叶わなかった上皇・法皇を慰めるためだそうな。日本庭園がいかに美しいといっても、本物の海には全然敵わない。海も山も川の景色も、本物をいつでも好きなだけ楽しめる自分は、皇族以上に幸せな御身分ではないか!
DSC04336醒花亭DSC04327醒花亭
 醒花亭(せいかてい)。
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 丁度、新緑の時季で、庭の景色を愛でるには最高であった。




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