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世界遺産巡り・その2  京都の寺社
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  京都シリーズ、2回目はあちこちの神社、仏閣から。
 
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 まずは、下賀茂神社の脇にある河合神社。ここは、方丈記で有名な鴨長明ゆかりの地である。
 鴨長明は、下賀茂神社の禰宜(ねぎ・高位の神官)の家に生まれ、歌人としても活躍したが、出世争いに敗れ河合神社の禰宜になれなかった。それがショックで、50歳を前に出家して晩年は隠遁生活を送ることになる。僕も実は好きな本ではあるのだが、意地悪い言い方をすれば、元祖引きこもりが書いた負け惜しみ文学が「方丈記」なわけだ。
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 彼が、約十年近く隠遁した建物、方丈庵が、ここ河合神社に復元再生されている。一丈(約3m)四方、広さ約5畳半の小屋。広さ的には極小ワンルームマンションといったところか。ネットカフェの個室よりは大分ましだろう。中で炊事もできるし、荷物を持たない生活であれば、決して狭過ぎることはない。問題は荷物を持たずに生きていく覚悟があるかどうか。
 そして、この建物が、建築マニアの間で注目されている理由は、その可動性にもある。この建物は、柱が基礎に固定されておらず、壁もパネルのように分解、組み立てが容易で、大八車に載せれば、家全部が十分移動可能なのである。実際、鴨長明は隠遁後に引っ越しを重ねており、そのたびに、この庵を壊しては運び、作り直していたのであろう。
 寝太郎さんの例を持ち出すまでもなく、大昔から、シンプルで自由な生活に憧れ、実践してきた人はいたのだ。そう思うと、勇気づけられるではないか。


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 ついで、高台寺。ここは、豊臣秀吉の正室である北政所が、秀吉の菩提を弔うために建立した寺院。
 我が家の設計士から、「京都でもっとも好きな建物だから見てほしい」、と言われたのが、左の傘亭と、右の時雨亭。どちらも千利休作と伝えられている。時雨亭は茶室としては珍しい2階建て。物見やぐらみたいで、こんな茶室を見慣れてないせいか、なんだかバランスが悪く感じた。
 
 
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 そして、西芳寺(苔寺)。ここには、夢窓疎石作とされる天下の名庭がある。高校2年の修学旅行で訪れて以来、31年ぶりの再訪。
 入口の枝垂れ桜が満開。
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 般若心経を写経して、手を浄め、いよいよ庭園内へ。
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 一気に目の前に広がる、緑の世界。
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 土塀も素敵だが、何よりこの、圧倒的な苔の量!決して降水量は多くないだろう京都で、どうしてこんなに生えるのか?
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 後ろを歩いていたグループが、「去年行った屋久島は云々」と話していたが、彼らに指摘されるまでもなく、屋久島の苔生した森の雰囲気に近いものがある。折しも小雨がぱらつき、苔寺参拝には最高の日和であった。
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 左写真、中島の三尊石組。右写真、洪隠山石組の枯滝石組。
 この枯滝石組は、西芳寺庭園の中でも最高傑作とされているそうだが、事前に本で予習していなかったら、気付かずに通り過ぎていたに違いない。僕はやはり、枯山水よりも、実際に水が流れている方が好きだ。

 もうこれ以上駄弁を連ねずに、以下写真だけご覧いただこうと思う。
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 あ~、また、荒川・淀川に行きたくなっちまった。

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