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荒川上流(石塚小屋谷)・屋久島沢登り記録
石塚0石塚1
石塚2石塚3
石塚4石塚5
石塚6石塚7石塚8

 9月21日、職場の同僚(S先生、MさんとHさん)と、石塚小屋谷に行ってきた。ガイドのSさん大絶賛の、初級者向き美渓らしい。が、メンバーが僕以外は皆女性、かつ全くの沢初心者2人というやや無謀な構成。どうなることやら。
 6時に小瀬田集合、7:25淀川登山口より入山。今回は時間節約のため、淀川(荒川の支流)に入渓するにあたり淀川小屋までは行かずに、登山口から10分弱で右手に出てくる最初の枝沢を下って、石塚小屋谷出合のすぐ上流部に直接出るコースをとることにした。登山道上、ちょっとしたトラブルで40分のタイムロス。  
 枝沢は水が少し流れていて、ごく軽い薮こぎもあるが、傾斜は緩やかで、確保を必要とするような大岩や滝もなく、初心者でも全く問題なし。約30分で美しい淀川が急に目の前に出現(1枚目)。本当にこの沢はいつ来ても期待を裏切らない。3日前の台風の影響でまだ水量は大目だが、澄んでいて最高に綺麗だ(2枚目)。初めて来た二人も、素直に感動している。ここは本当に初心者の連れて来甲斐があるよ。  
 5分ほど下ると左手から荒川(石塚小屋谷)が流れ込む(3枚目)。ここで最初の休憩。石塚小屋谷は淀川に比べて斜度がある谷だ。9時10分発。すぐに、10m滝出現。ザイルを出しても直登は不能そう。左岸を簡単に巻く。その後も大岩があちこちにある。大岩と言っても、宮之浦川や小楊子川の、バカ岩と呼びたくなるようなくそデカさはなく、せいぜい2m位。僕は苦もなく登れるが、リーチと筋力のない女性陣には厳しく、アブミやテープスリンゲを出したり、手で引っ張ったりという場面が続く。合計で15回位そんなことをした。ある程度の身長と身体能力を持った男なら、全くの初心者でもほぼ独力で登れるだろう。岩に飽きる頃、適度なナメが出てきて、岩とナメのその変化がまた楽しい。C1430の6mスダレ状の滝(4枚目)はこの日一番難しかった。滝下を水しぶきを浴びながら大岩を飛び越え飛び越えして左岸から右岸に移動。最後は右岸の水線ぎりぎりの所に安全なラインを見出した。後続にはもちろんアブミが必要。    
 12時20分、C1520着。ここで急傾斜帯は終了。ここからは500m以上続く淀(5枚目)。どこまでも澄んだ水。きらきら輝く水面(みなも)。本当にうっとりする時間。  
 屈曲部には階段状の小滝がある(6枚目)。狭い廊下状地形(7枚目)を越えると右から90度の角度で入ってくる枝沢があり、これが石塚谷小屋への沢。水量は3:2。本流は薮漕ぎが猛烈と聞いていたので、迷わず枝沢に入る。やがてC1550の二又。水流は2:1。あとで確認すると左の本流が石塚谷小屋の水場に上がるようなのだが、そちらを20mほど進んで薮が濃い印象だったので、戻って右の支流に入る。こちらはすぐ露岩の滝が出現。これを右から巻く。露岩は割りとすぐに終わってしまい(8枚目)、結局こちらのコースも薮になってしまったので、左岸の薮の薄そうなところを適当に選んで進む。稜線に進むつもりで登っていたが、歩きやすい所ばかりを行く内に小屋南西にあるポコに出てしまった。北にコンパスを切って軌道修正。20分強の低(~一部中)密度の薮漕ぎにて、登山道に飛び出した。そこからは西に5分の歩きで小屋に14時到着。  
 その後は、花之江河(9枚目)経由でゆっくり夏道を下り、17:15登山口着。  
 初心者のお二人、10時間近い行動、本当にお疲れ様でした。「初級者コースだから大丈夫」、と(予定コースタイムは告げずに)連れて来たものの、技術的にも体力的にも初めての女性には少しきつかったと思う。半ば騙してしまったようでごめんなさい。でも、それを補って余りある沢の美しさを感じてもらえたのではないか、と自己満足。  
 天気も最高で本当に良かった。  
 薮漕ぎの途中でHさんが左目に跳ね返ってきた枝が当たったとかで、かなり痛がっており、心配だったが、結局たいしたことがなくてほっとした。  
 石塚小屋谷は難易度2級。初心者同行の場合は、アブミやシュリンゲが非常に役に立つ。上から引っ張りあげる際の自己確保用に大き目のキャメロットが1個あってもよいかもしれない。ザイルは一度も使わなかった。持って行くとしてもサブザイルで十分な気がする。  
 沢の印象は、とにかく淀川にも匹敵する美しい沢。岩の登攀の要素も少しあり、変化に富んでいるという点を加味すると総合的な面白さはこちらの方が上かもしれない。但し、事故を起こすと、道までは遠いので、その辺十分注意が必要。  
 来年も是非行きたい。

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