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鈴川上部左又(破沙岳沢)・屋久島沢登り記録
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 9月6日、蛇の口滝から鈴川左又を遡って、破沙岳に行ってきた。メンバーは、K省のO田さん、自然保護協会のS宮さん、そして僕。百日咳から復活して約1ヶ月ぶりの沢。体力がちょっと不安・・・
 6:50、尾之間温泉出発。ハイキングコースを辿って、8:30に蛇の口滝着。
 ルート工作の眼で見てみるが、やはりボルト連打せずには直登は無理そう。
 8:55、左岸の藪より、高巻き開始。高さで10mほど登った所で、藪から抜け出して滝の岩盤との境界部に出る。再度藪に戻って大巻きするのも面倒だし、滝を見ながら登る方が楽しそうなので、ここからは岩盤上にルートをとることに。といっても斜度40度くらいはあり、濡れてもいない花崗岩だが、かなりやばそう。ザイルを出して、S宮さんがリード。右手の小枝にランニングを取りながら、微妙なへつりのぼり。最後は藪に逃げて終了。25mザイルを出した。そこから藪の中のかすかな踏み跡を辿ると、蛇の口滝の中間部に出た。ここが下の滝つぼから見られる範囲の最高地点。しかし、実はここから上にも斜度30度位の一枚岩のナメラが100mに渡り続いている。普通の登山者がまず眼にできないこの景色を見られただけでも、今日の山行の価値はあった。巻機山の米子沢みたいな感じ。斜面のほとんどは水は流れていないものの、でこぼこがほとんどないためか意外とすべる。なめてかかって転べば、「ハイさようなら」となってしまいそうで、気が抜けない登り。10:05、滝上に着。
 ここから先は、なんと言うこともない沢登り。核心は特にない。
 C840の二又は水量2:3の左又へ入る。その後、C1010の二又を(ネット上で、先人が水量の多い右又に誤って入ってしまった記事を読んでいたため)左に入ろうと意識するあまり、直前で出てきたC990の二又を左に入ってしまった。5分ほど歩いた所で南に向かいすぎていることに気づき軌道修正。Oさん持参のGPSでは、当初間違いがわからず、GPSも藪の濃い沢の中では精度が落ちるという教訓になった。やはり、基本は読図とコンパスチェックですね。まもなく水枯れしたが、コンパスを切って密度の薄い藪を詰めていくと、破沙岳直下のコルにドンピシャでぶち当たった。左に少し進むと登山道に出て、後は10分ほどの登りで、13:55、ピーク着。ピークはガスが多く、一瞬奥岳方向が眺められたのみで、平内集落は遠望できず。大権現にお参りして、14:30下山開始。
 下りはピンクテープがべたべたで迷う心配はないが、落ち葉の堆積と斜度がきついため、滑りやすいのが難。1時間500m以上という驚異的なペースで下り、16:45には農道の大崎川橋に着いた。あとは、迎えに来てくれたS宮さんの奥さんに送ってもらって本日も無事に登山終了。

 鈴川上部は、蛇の口滝より先は、特別なところは何もない。しかし、大岩だらけで、花崗岩のくせに妙にすべるところがあり、やけに体力を消耗する。蛇の口滝下部の巻きをもう少し安全なルートを選びさえすれば、難易度は2級。
 今回初めて同行したS宮さんは、過去にK2の8000mまで登ったというだけあって、とんでもなく足が速い人だった。登りはともかく、下りでもここまで離されてしまうというのは過去にそう経験したことがない。O田さんと一緒に、「うーん、凄い。」と唸らされまくった一日でした。
 まあ最近沢登りばかりで、まともに山頂を目指す登り方をしていなかった自分の体力不足も大きいのですが・・・それにしても標高差1200mの登下行、とにかくきつい1日でした。

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