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露天五右衛門風呂造り・その7
タンカン畑
 今年も屋久島にタンカンの季節がやってきた。
 20日午前中、例年通り麦生の美暢農園にタンカンちぎりのお手伝いに行って来た。僕が妻と知り合うきっかけは22年前の和歌山県六川村での文旦・八朔ちぎりだったから、ミカンちぎりというのは僕の中では思い入れのある農作業である。単純作業であるが、毎年やっていると仕事もかなり上達して、また楽しいものだ。と言っても、家族連れだと子供がすぐに飽きてしまうので、作業は1~2時間だけでおしまい。後は、お世話になった方々へのタンカンの発送を依頼し、出荷できない傷物タンカンを10キロほど貰って帰るという、ほとんど「タンカンちぎり体験ツアー」である。三品さん、毎年楽しませていただき、どうもありがとうございます。

 さて、本題の五右衛門風呂作りである。ここに来て一気に進み始めている。

 19日午後。種子島からの出張帰り。
 炉12炉13
 先週、耐火レンガ3段目まで注入した生コンは、丁度いい具合に固まっていた。
 煙道をうまく取れるように、焚き口上部の手直しをする。耐火レンガを一部組み直し、鉄の前板を並べた上にODモルタルを薄く塗る。さらに、耐火レンガ4段目まで生コンを追加注入。今日はここまで。

 20日午後。
炉14炉15
 妻とその友人に手伝って貰って、ついに炉に風呂釜を載せた。やったー!

炉16炉17
 さて、用が済んだ妻たちは一瞬で家に帰り、ここから先はまたいつも通り一人の孤独な作業。
 排水パイプを取り付けるに当たり、4段目のレンガが干渉することが判明。まあ予想していたことなので、用意していたタガネとハンマーをおもむろに取り出し、はつり始める。
 ついで、型枠部分にもドリルで穴を開ける。

炉18炉19
 で、いよいよ風呂釜に排水パイプを取り付けようとしたところ、手の力では1回転しか回らない事が発覚。説明書には「パイプレンチでしっかり取り付けること」とある。ここで手を抜いて作ると、のちのち風呂のお湯が炉の中に垂れ込む事態となりかねず、そうなった場合、完成後の修理は絶対に不可能である。
 尾之間で自分で家を作っているOさんなら、パイプレンチを持ってるかも、と思いつき、車で3キロ先まで山を下りる。ところが、O家の近所で、突如ビートル故障。どうもアクセルケーブルかフュールホース辺りがいかれたようで、燃料がまるでエンジンに送られない。幸い故障場所が知り合いのW先生の自宅前だったので、車を駐車場におかせてもらい、徒歩でOさん宅に向かう。しかし、Oさんの家にもパイプレンチはなかった。今度は、家造りをお願いしている平内の久保田工務店に電話してみると、快く貸してくれるとのこと。早速Oさんに車をお借りして、何とかかんとか調達成功。
 パイプレンチ!初めて見る工具だった。しかし、苦労して借りてきて良かった。なんと、これを使うと4回転も入ったのだ。ただし、排水パイプ自体は10回転位するようにネジがあったが、4回転以上は釜側のメスネジの刻みが不完全でどうにも入らず、無理して壊しては元も子もないと思ってあきらめた。
 接続部にコーキング剤を塗って、苦労した排水口の出来上がり。

炉20炉21
 耐火レンガ5段目に生コンを注入。ちなみに、生コンを作る際、種子島の100円ショップで買ってきた手桶がセメントや砂の容積を量りながら混ぜるのにものすごく便利なことがわかった。
 そのあと、釜と耐火レンガの隙間部分に、粘土3:砂2:セメント5で混ぜ合わせた手作り耐火モルタルを詰める。以前耐火レンガを積み重ねるときにはうまく使いこなせなかったが、今回はその「おはぎ」のようなボタボタ感が、形をある程度保ちながら大きな隙間をしっかり埋めてくれて、丁度良かった。

炉22炉23
 最後、モルタルで表面をきれいに仕上げて今日の作業は完了。ここまでできると、1ヵ月後にコンクリートが固まりさえすれば、とりあえずお風呂に入れる。やったー!
 もう、辺りは真っ暗。



カシオペア座
 見上げると少し欠けた上弦の月とオリオン座。
 虫の音と川のせせらぎだけが聞こえる。
 そんな中、一人夜のブランコ乗り。(先日ロープの長さを左右同じになるよう調節してから、格段に乗り心地が良くなった。)

 早く、この土地に暮らしたい。

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